【速報】2025年新型NC750Xはサステナブル素材の新外装に加え、Wディスクで足まわりを強化!
環境にやさしい素材を使った2色のサステナブルカラーが登場
2025モデルのNC750Xの特徴には、「アース アイビー アッシュ グリーン」と「アース ブラック」の2色に植物由来原料を採用したデュラビオTM(バイオベースのポリカーボネート樹脂)が採用されたことも大きなポイント。この技術は2023年モデルのCRF1100Lアフリカツインアドベンチャースポーツのスクリーンで確立され二輪車としては世界初となったが、2025モデルのNC750Xではフェアリングパーツ、ウィンドスクリーンをはじめとし、より多くのパーツに採用することになった。 しかも、フェアリングパーツに関しては、デュラビオの樹脂そのものに着色を行うことで塗装を廃止。塗装を行わないことでさらなるCO2発生の低減に成功している。このデュラビオTMは、素材そのものの透明度が高く、より鮮やかな発色となるのが特徴だとか。また、車体の一部にはリサイクル素材も使われている。
ダブルディスク化と共にホイールを軽量化
エンジン、フレームまわりに関しては、2024モデルをそのまま踏襲している2025モデルのNC750X。ただし足回りに関しては大きな変更を受けている。最大のポイントはフロントブレーキで、従来モデルがローター径320mmのシングルディスクだったのに対し、新型の2025モデルではダブルディスク化され、ローター径が296mmへ。またローターそのものもフローティングディスク化されている。 このダブルディスク化の重量増に対し、前後のホイールを軽量な「3by3」デザインに変更。1.8kgの軽量化を行うことで、ダブルディスク化による重量増を相殺している。
DCT仕様車は低速域の制御をブラッシュアップ!
エンジン回りに関しては主要諸元などを見る限り基本的に既存の2024モデルと一緒のようで、最高出力、最大トルクも2024モデルを踏襲。各走行モードのパラメーター設定についても一緒のようだ。ただDCT仕様車に関しては低速走行時の応答性を向上させたとのこと。 2025モデルのNC750XDCT仕様車は従来モデルに対し、「停止状態からのスムーズな発進」と、「10 km/h 未満の低速での制御」が向上。小さなスロットル開度で「迅速かつ穏やかな」駆動力を作り出すために、DCTの動作パラメータをバージョンアップしたという。詳しくは、“クラッチピストンチャンバーの油圧を推定し、クラッチピストンの上流にある油圧センサーに頼るだけでなく、フィードバックゲインの適用方法を完全に見直し、クラッチ応答を改善ししたことでより繊細なコントロールが可能になった”とのこと。これにより電子制御スロットルの能動的なコントロールが行えるようになり、DCTには極低速走行専用の設定も盛り込まれた。
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