岩手、今季限りで現役を引退した水野晃樹がGM兼強化部長に就任することを発表「JFLに降格した悔しさを今度は違う立場からチームを立て直し支えたい」|Jリーグ
【国内サッカー・Jリーグニュース】いわてグルージャ盛岡は25日、2024シーズン限りで現役を引退した水野晃樹氏が同クラブのGM兼強化部長に就任することを発表した。
現在39歳の水野氏は、2004年にジェフユナイテッド千葉でプロデビューを飾り、2008年にはセルティックへ完全移籍。欧州でのプレーを経験した後、柏レイソルやヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台、サガン鳥栖、ロアッソ熊本、SC相模原、はやぶさFCに在籍し、2023年に岩手に加入した。2024年9月29日には今シーズン限りでの現役引退を発表。今季はJ3リーグで9試合の出場を果たした。 一方、岩手は5勝7分26敗の成績で勝ち点「22」で最下位に終わることに。この結果、岩手はJFLへの自動降格が決定することになった。 J3降格が決まった岩手は25日、同クラブの運営法人である株式会社いわてアスリートクラブが発行する株式の33.4%が、NOVAホールディングス株式会社に譲渡されることを発表。同クラブの役員体制変更が発表され、代表取締役社長兼オーナーの秋田豊氏が退任し、NOVAホールディングス株式会社の稲吉正樹代表取締役が岩手の代表取締役オーナーに就任することとなった。 これにより強化部の人事についても変更があり、神野卓哉GM兼強化部長が退任して水野氏が同職に就くことが発表されている。 今回の決定を受け、水野氏は岩手を通して自身の思いを綴っている。 「来季からいわてグルージャ盛岡のGMに就任することになりました水野晃樹です。JFLに降格した悔しさを今度は違う立場からチームを立て直し支えたいと思います。プレーヤーの時と同じように情熱を注ぎながら昇格へ向けサポートして行きたいです。手と手を繋ぎ皆様と共に成長して1年で昇格しましょう。よろしくお願いします」