「フルビット免許」は最強の免許!? 取得するには総額いくらかかる? 効率良く取得する方法についても解説
フルビット免許の取得過程では、教習所での学習だけでなく、自主学習や追加の教習が必要となる場合もあります。さらに免許を取得するための教習所の通所費用のほか、試験の再受験費用などの追加費用が発生する可能性もあります。
フルビット免許証を効率良く取得する方法を徹底解説
フルビット免許証を取得する最も重要なポイントは、免許を取得する順番に注意することです。原付(原動機付自転車)や小型特殊自動車を最初に取得せず、普通自動車免許や普通自動二輪免許を取ってしまうと、自動的にこれらの免許が付与されてしまうのです。そうなれば原付や小型特殊が免許証に記載されないため、フルビットが完成しません。 ■効率的な取得方法は? 下位の免許から順に取得していく必要があるため、例えば、原付から始め、小型特殊、普通自動二輪、大型自動二輪と続け、その後、普通自動車免許、準中型、中型、大型と続き、特殊な免許に至るまで、下から上へと順番に免許を取得していきます。 また、各免許の取得には、前の免許から一定期間が経過する必要がある場合が多いため、計画を練りつつ、必要な期間を見越して次のステップに進むようにしましょう。 特に、第二種免許を取得できるのは年齢が21歳以上で、第一種の大型免許や中型免許、普通免許などを取得してから通算3年以上経過している者といった決まりがあるため、計画的に進める必要があります。 ■順番を間違えた場合の対処法 もし免許取得の順番を間違えてしまった場合、非常に残念ながらフルビット免許は完成しません。もしどうしてもフルビット免許を取得したいのなら、いったん免許を失効させて再度取得し直すしかありません。これは時間と費用の無駄になりかねないので、取得する順番には十分注意しましょう。
フルビット免許証は持っているだけでスゴイ!
フルビット免許は200万円を超える費用と、最低でも3年以上の時間を要しますが、持っているだけで他の人とは一線を画することができます。 実用性としては、上位免許でカバーできる範囲もあるためフル免許と変わりませんが、フルビット免許証はその達成感や持つことによる特別感、話題性が魅力といえるでしょう。時間とお金に余裕がある人は、新たな挑戦としてフルビット免許の取得を考えてみてはいかがでしょうか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部