司令塔・安平光佑、両チーム最多8得点 痛み止め服用しプレー「状態を100%に近いものにもっていきたい」/ハンド
ハンドボール男子・国際親善試合(3日、東京・国立代々木競技場)パリ五輪に出場する日本がフェロー諸島に31―25で快勝。29-30で落とした1日の初戦のリベンジを果たした。司令塔の安平光佑(24)=RKバルダル=が両チーム最多の8点を挙げた。日本は2大会連続の五輪出場で、開催国枠以外では36年ぶりに出場権を獲得した。今後は東京都内で強化合宿を行い、欧州での強化試合3戦などを経て五輪本番に挑む。 本場欧州の北マケドニアで活躍する安平が8得点と躍動。チーム最小の172センチとハンドボール選手としては小柄ながら、自慢のスピードを生かした。痛めている右足首と腰は回復途中で、この日は痛め止めを飲んでプレー。初の8強入りを目指す五輪へ「状態を100%に近いものにもっていきたい」と見据え、「日本の強みの速攻をもっと試合で出していきたい」と覚悟を示した。 ■4月に就任後、初白星となったスペイン出身の日本・オルテガ監督 「非常に満足している。細かいところを修正しながらやっていきたい」