独プラント・設備受注、10月は9%減少 海外が2桁マイナス
[ベルリン 2日 ロイター] - ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した10月のプラント・設備メーカー受注は、実質で前年比9%減少した。顧客が新規投資になお非常に消極的で、2カ月連続で減少した。 国内受注は3%増加したが、海外受注が14%減少した。 ただVDMAの経済専門家ラルフ・ビーチャーズ氏は、どちらの結果も過大評価すべきでないと指摘。「国内受注の増加は前年の比較対象が極めて弱かったことによる。一方、海外受注の大幅減は、1年前の大規模なプラント事業で説明できる」と述べた。 8─10月の受注は全体で3%減。国内受注は7%減、海外受注は1%減だった。 1─10月の受注は全体で8%減少した。