万倉なすのイタリアンなど堪能、10月1日まで全市立校で「パクっとうべ給食」【宇部】
宇部っておいしいがいっぱい
宇部産の食材を使用した献立を提供する「パクっとうべ給食」が11日、市内の7小学校で提供された。新鮮野菜など旬の味覚が詰まった特別メニューが振る舞われ、子どもたちが舌鼓を打った。 地元の農産物に親しみながら、学校給食を楽しんでもらおうと市教育委員会が2022年度から始めた取り組み。9~13日、25、27日、10月1日の8日間に分け、市立の小・中学校36校で同じ献立を提供する。 メニューは、船木地区で収穫された万倉なすを使った秋なすのイタリアン、県産マトウダイのフライ、鶏肉とキノコのスープ、パン、牛乳、りんごジャム。万倉小(辻岡俊文校長、29人)には、万倉なすの生産者で共同出荷組合長の西村隆之さん(65)が訪れ、車座になって児童と一緒に味わった。 出雲天人(そら)君(3年)は「万倉なすとベーコンのうま味が調和して、すごくおいしかった。西村さんから詳しい話を聞いて興味が湧いたので、大人になったら農業に携わりたい」と声を弾ませていた。