DeNA・東克樹、日本シリーズで再びマウンド上がるべく「準備はしています」
SMBC日本シリーズ2024は2日、横浜スタジアムで行われる予定だった第6戦が雨天中止となり、3日に順延された。10月29日の第3戦で7回1失点の好投をみせ、左太もも裏の肉離れから復帰したDeNA・東克樹投手(28)は、リカバリーを中心に調整した。 登板間隔が少し空いたことによって、第6、7戦で再びマウンドに上がる可能性もあり「総力戦になるので、自分が投げる場面がきた場合はしっかりと腕を振って投げるだけ。どんな場面で回ってこようと任された以上はしっかりと結果が残るように準備はしています」と話した。 ただ復帰登板による反動もあった。10月12日のクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ・阪神戦で左太もも裏を肉離れして以来の実戦登板で105球を投げたこともあり「(肩肘は)パンパンですね。やっぱりリハビリの過程を飛ばして、あそこまで投げたので体への反動というのは大きく出た。その中で明日明後日までにしっかりとどれだけ回復できるか」と明かした。 普段よりも治療の回数を増やしたり、できることをやっており「もうリカバリーに全振り」という。悲願の日本一に向けては「ソフトバンクはもう負けられないですし、今まで以上に気合を入れてくると思っている。心の余裕を持つのと慢心というのはまた違うと思うので、満身をせずにどっしりと構えて1人1人がやっていけたらなと。あと1つですけど、そのあと1つが大変な1つなのでしっかりと準備をしていきたい」と力を込めた。