「全体的に上から来る」…“無痛おねだりで炎上”生田斗真と「全く炎上しない」あの辞めジャニとの違い
「うっかり素が出たのかな、と思いましたね」 そう雑誌記者が語るのは、インスタでの「無痛おねだり」発言での炎上がおさまる気配のない生田斗真(39)だ。何度も生田を取材したことがあると言うその記者は、当時の印象を次のように振り返る。 【暗がりで自然に手を…】すごい…生田斗真とあの女性ミュージシャンのツーショット‼ 「彼は全体的に、ちょっと上から来る感じなんですよ。取材場所にあらわれたときも、記者席のほうを一瞥することもなくドカッと座る。質問もえり好みするところがあって、出演作品のストーリーについてなどベーシックな説明を求めると、『えっ、それ俺が言うこと?パンフレットに書いてあるでしょ』と拒否したこともありました。 一方、演技論的なことはノリノリで喋る。一流俳優として扱ってほしい気持ちは分かりますが、とはいえ彼は(旧)ジャニーズアイドルでしたから。読者としても演技論だけ聞きたいわけではないので、『そこは分かってよ』という気持ちでしたね」 生田のように、SNSでうっかり素が出てしまい炎上する旧ジャニーズアイドルが後を絶たない。事務所が性加害問題で謝罪会見を開いた直後に、「Show must go on!」と投稿し、長年かけて築いてきたイメージを一瞬にして失墜させてしまった木村拓哉(51)を筆頭に、退所後の数々のコメントが「嫌味ったらしい」と炎上した二宮和也(40)。また『KinKi Kids』の堂本光一(45)も、事務所問題を受けて、過去に投稿していたジャニー氏関連の投稿を慌てて削除し「完全に悪手」と言われた。 まさに「言わぬが花」を痛感させられる一連のドタバタ劇。とくに旧ジャニーズタレントは、幼い頃から芸能界に身を置いていて世間一般の感覚とズレていることが多いため、「SNSなんてやらないほうがいいのに……」という声も多く聞かれる。しかし、コトはそう簡単ではないようだ。芸能事情に詳しい週刊誌記者は次のように語っている。 「SNSはやはり、手軽に圧倒的な注目を集められるので魅力です。とくに旧ジャニーズ事務所を辞めて、これからは自分で世間の関心を集めていかなければならなくなったタレントには必須ツールと言えるでしょう。何より、フォロワーが増えればその分だけ収入にもつながりますしね。 しかし、見て分かるように、それは炎上の危険と背中合わせです。放っておいても仕事が潤沢にくるならSNSはそこまで積極的にやりたくない、と思っているタレントさんも多いかもしれませんね」 そんな中、珍しくSNSと完璧なつき合い方をしている稀有な“辞めジャニ”タレントがいる。それは元『V6』の岡田准一(43)だ。 「彼は旧ジャニーズ事務所所属時代、個人的なSNSはとくにやっていませんでした。それゆえ昨年9月に事務所が会見し、その後いろいろと騒動になったときも沈黙。2ヵ月ほどして少し状況が落ち着いてきたときに、退所を発表しました。まさに余計なことは一切言わず機を見て賢明に動いた、という印象です」(インタビューライター) 退所後は即個人アカウントを開設する人も多い中、岡田は3ヵ月近くも何も動かず、引き続き沈黙を貫いていた。そしてこの2月に、初のXアカウントを開設。だが、基本的には自身がメッセージを発するのみで、直接のファンとの交流はおこなっていない。それゆえなのか、今のところ炎上どころか好意的な反応しか見られず、退所後の活動には全く支障をきたしていない状態だ。 「岡田さんが余計なことを発信することなく上手にSNSと付き合えているのは、岡田さんが旧ジャニーズ時代からケタ違いの演技力を誇っていたから。彼ぐらい実力もニーズもあるタレントでない限り、話題作りのために頻繁にSNSを更新しないといけない。あの距離感でやっていくのは難しいでしょう。昨今は主演作がヒットせず、今や妻の清野菜名(29)と夫婦格差が逆転しつつある、といわれる生田斗真はその最たる存在かもしれません……」(前出のライター) 旧ジャニーズタレントたちにとって、SNSは諸刃の剣のようだ。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit 取材・文:奈々子 愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター
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