鳴門渦潮が10回サヨナラで徳島V！阿南光の吉岡を打ち崩して7年ぶり甲子園【2024夏の甲子園】
＜第106回全国高校野球選手権徳島大会：鳴門渦潮6－5阿南光（延長10回タイブレーク）＞◇29日◇決勝◇むつみスタジアム 【トーナメント表】徳島大会 結果一覧 鳴門渦潮が延長10回タイブレークの末に、阿南光を逆転サヨナラで下し、7年ぶり8度目の甲子園出場を手にした。 阿南光の吉岡 暖投手（3年）、鳴門渦潮の岡田 力樹投手（3年）の両先発が、序盤は踏ん張って4回までは0対0の息詰まる展開だった。 先制したのは阿南光で5回に2点を先制した。しかし、鳴門渦潮はその裏に犠牲フライで1点を返すと、7回にはスクイズで同点に追いつき、エンドランでの適時二塁打で3対2と、逆転に成功した。 しかし、阿南光は8回、プロ注目の福田 修盛外野手（3年）が目の覚めるようなバックスクリーン右へ突き刺さるソロを放って同点とした。 3対3のまま、延長タイブレークに突入。阿南光は10回表に2点を奪ったが、鳴門渦潮がその裏に3点を奪って歓喜。最後は森高 祐吏内野手（3年）がサヨナラ打を放った。 完投むなしくサヨナラ負けした阿南光の吉岡は、ひざに両手をついてうつむいたまま、しばらく顔を上げられず、春夏連続の甲子園出場は夢と消えた。
