過激派・革マル派のアジトを詐欺容疑で捜索、新型コロナ給付金不正受給の疑い…活動資金の可能性
過激派・革マル派の活動家らが新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金を不正に受給した疑いが強まったとして、警視庁公安部は12日、革マル派がアジトとして使う東京都新宿区早稲田鶴巻町のマンションを詐欺容疑で捜索した。 【図表】「ここ10年で治安は悪くなった」と回答…思い浮かべた犯罪のトップは?
捜査関係者によると、複数の活動家の男女が2022~24年、東京都内の複数の自治体に対し、給付金の支給対象の住民税非課税世帯であると装った交付申請書をそれぞれ提出し、計数十万円をだまし取った疑いが持たれている。
公安部は不正に得た給付金が組織に上納され、活動資金になっていた可能性があるとみて調べる。