トヨタも型式指定で「不適切事案」、週明けにも公表へ-報道
(ブルームバーグ): トヨタ自動車が量産に必要な認証「型式指定」で、「不適切な事案があった」と国交省に伝えていると読売新聞オンラインが関係者の話として1日に報じた。
報道によると、トヨタなど複数メーカーで不適切な事案が判明し、週明けにも国交省に正式に報告する見通し。国交省とメーカー側がそれぞれ週明けにも公表。報告内容に応じて、国交省は道路運送車両法に基づく立ち入り検査を検討すると伝えた。
国交省は自動車メーカーなど23社と装置メーカー62社に対し、過去10年間にデータ改ざんなどの不正がなかったか調査、報告するよう指示していたという。トヨタの広報担当、本間英章氏はブルームバーグの電話取材に対して、報道は同社が発表したものではないと述べた。
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Yuki Hagiwara