「ふてほど」で再注目「マッチ=近藤真彦」は最近、どうしているのか
2月11日に放送されたラジオ「近藤真彦RADIO GARAGE」(文化放送)でうれしそうにこう語ったのは、マッチこと歌手の近藤真彦(59)である。TBS系で放送中の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」で、俳優の磯村勇斗(31)が演じ話題になっている「ムッチ先輩」について、視聴者から寄せられたメールに回答したものだ。 同ドラマは、宮藤官九郎氏が脚本を手がけるオリジナル作品。阿部サダヲ(53)演じる典型的な昭和の男・小川市郎が1986年から2024年へのタイムスリップを繰り返し、不適切発言を繰り返しながらも、コンプライアンスに左右される令和の人々の心を動かしていく姿を描くタイムスリップ系コメディー作品だ。 近藤が言及した「ムッチ先輩」こと秋津睦実は、若くして演技派女優として台頭した河合優実(23)演じる、市郎のまな娘・純子が憧れる昭和ならではのイケメンの先輩。「ムッチでーす」という決めゼリフと風貌が、いかにもマッチをほうふつとさせるやんちゃなキャラクターとして、登場する度にネット上で話題になっている。そんな中、先のラジオ番組でリスナーから「ドラマを見ているか?」と聞かれた近藤は、 「奥さんに言われて、リアルでは見てなかったが、後で見させて貰ったら爆笑でした、爆笑。これ、オレだよな? って」 と大笑い。自らをオマージュした役柄を喜んだ。 「ムッチ先輩は、マッチへの憧れから、自分のことをムッチと名乗っているのみならず、出世作となった映画『ハイティーン・ブギ』(82年)でマッチが乗っていたバイクと同じホンダCBX400が愛車です。さらに、何かとマッチのヒット曲の歌詞を盛り込み、マッチ感を出しまくっています。おまけに、24年にタイムスリップした市郎は、ムッチ先輩の息子である磯村が演じるIT会社の社員と知り合うことになりますが、その役名は秋津真彦です」(放送担当記者) 16日放送の第4話では、純子といい感じになって“チョメチョメ”しそうな雰囲気になったムッチ先輩がブリーフ一丁に。しかし、ムッチ先輩はうつむきながら、 「俺の……愚か者が……」 ともらし、自分の下腹部をたたいて「ギンギラギンにならない……」と言い放つシーンが。放送直後から、ネット上はお祭り騒ぎになった。 「マッチがいまだに旧ジャニーズ事務所の“長男”のままだったら、TBSは忖度してムッチ先輩の登場もなく、このシーンが放送されることもなかったでしょうね。もし、ジャニーズにお伺いを立てずに第1話にムッチ先輩が登場した場合、事務所の幹部からTBSのプロデューサーに直電が入ってカミナリが落ちていたはずです。その場合、忖度して第2話からムッチ先輩はその呼び名もろともキャラ変させられていたでしょう」(ベテラン芸能記者)