守護神D・コスタが驚異の3人連続PKストップ!! ポルトガルがスロベニアとの激闘を制して8強進出
[7.1 EURO決勝T1回戦 ポルトガル 0-0(PK3-0) スロベニア フランクフルト] 【動画】鹿島FW鈴木優磨、あの理由を告白…ファン「どえらい質問」「答えがあって良かった」 ポルトガル代表が2大会ぶりのベスト8進出を果たした。EURO2024決勝トーナメント1回戦が1日に開催され、ポルトガルはスロベニア代表と対戦。0-0で突入したPK戦を3-0で制した。5日の準々決勝ではフランス代表と対決する。 グループFを2勝1敗の首位で通過したポルトガルと、グループCを3戦連続ドローの3位で突破したスロベニアが激突した一戦。EURO2016以来の優勝を目指すポルトガルはボールを支配して攻め込むが、GKヤン・オブラクを中心としたスロベニアの堅守を崩せない展開が続く。 前半アディショナルタイム3分には、FWラファエル・レオンのバックパスからMFジョアン・パリーニャが右足でグラウンダーのミドルシュート。しかし、左ポストに嫌われ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。 後半も攻勢を続けながらネットを揺らせないポルトガル。終了間際の後半44分、カウンターからペナルティエリア左のFWクリスティアーノ・ロナウドが左足でシュートを打つが、オブラクにセーブされた。 そのまま0-0で90分を終えると、延長前半13分にドリブル突破を図ったFWディオゴ・ジョタがボックス内でファウルを受け、ポルトガルがPKを獲得する。このキッカーを託されたのはC・ロナウド。同15分に右足でゴール右を狙うも、コースを読んだオブラクのビッグセーブに遭い、絶好のチャンスを逃した。 C・ロナウドは2022年カタールW杯のグループリーグ初戦を最後に、主要国際大会で自己ワーストの7試合連続ノーゴール中。ここでも得点を挙げられずショックをあらわにし、味方選手たちに慰められる姿があった。 延長後半10分にはスロベニアに決定機。DFペペのミスを突いたFWベンヤミン・シェシュコがGKディオゴ・コスタとの1対1を迎えるが、シュートは左足で止められ、スコアレスで終了となった。 PK戦では先攻スロベニアの1人目、2人目、3人目のシュートをD・コスタが見事にストップ。後攻ポルトガルは1人目のC・ロナウドを皮切りに3人連続で成功させ、PK3-0で準々決勝に駒を進めた。