【キーンランドC】実力はスプリント界トップクラス 東大HCの本命は安定感抜群のナムラクレア
連覇の期待大
◎ナムラクレア 昨年の勝ち馬。スプリントGⅠで3戦連続で馬券圏内にきており、無冠ながら現在の国内短距離馬では最強格と言える存在。過去2年も春のGⅠシーズン後に洋芝重賞を使うというローテーションを取っており、そのどちらも勝利している。秋の悲願達成に向けてここは負けられない。 ◯サトノレーヴ 3連勝でOP入りすると阪急杯4着、春雷S1着。前走の函館SSは2枠を生かして1番人気アサカラキングの後ろのポジションを確保。直線で同馬が後退したところで抜け出し、後続を振り切った。やや展開に恵まれた面はあるが、ここまで【6-1-0-1】と安定感抜群。良馬場では5戦5勝と負け知らず。今回も大崩れはないだろう。 ▲シナモンスティック 昨年はUHB賞1着、本レースは8番人気2着に入った。秋以降は大敗が続いたが、2走前のしらかばSでは2着に粘った。前述の通り間隔を詰めた方が好走するタイプで、また7~9月【2-3-1-4】と夏の成績がいい。中2週で出走して最下位に敗れた前走は物足りないが、ハナを取れなかった点が響いたか。逃げたレースに限れば【0-2-0-1】、8着の春雷Sも0秒3差とそこまで離されていない。今回は直近2走で逃げた馬が他におらず、ハナを取れる可能性は十分ある。本レースのデータとしても過去10年の逃げ馬【1-2-2-5】であり、狙ってみたい1頭だ。 △ゾンニッヒ 直近3戦は上がり3F3位以内。短距離に転向してからは中団から追い上げるも届かずというレースが多かったが、しらかばSでは外からゴボウ抜きで勝利した。こちらも展開の利は必要だが、ペースが流れれば再度の直線一気もある。 以下エイシンスポッターまで印を回す。馬券は◎1頭軸の3連複で勝負する。 ▽キーンランドC予想▽ ◎ナムラクレア ◯サトノレーヴ ▲シナモンスティック △ゾンニッヒ ×エイシンスポッター 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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