クラシコに4発快勝のバルセロナ…フリック、レアルを12回オフサイドとしたハイライン戦術について「練習でかなりの時間を割いてきた」
26日のラ・リーガ第11節、バルセロナは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦に4-0で勝利した。ハンジ・フリック監督は、チームが実践しているプレーの自信を深めた様子だ。 【動画】ラミン・ヤマルが最年少ゴール! 前半を0-0で終えたバルセロナだが、後半にフレンキー・デ・ヨングを入れてプレーを活性化させると、54分&56分にレヴァンドフスキ、77分にヤマル、84分にハフィーニャの得点を決めて、見事クラシコに勝利している。 フリック監督は試合後、次のような感想を述べた。 「私たちは良いプレーを見せていると思う。このまま自分たちのプレー哲学を貫き通していきたいね」 「バルセロナ指揮官として最も幸せな日か? 私はバルセロナでの生活と仕事にとても満足している。今日はチームの働きぶりを誇らしく感じたし、イニャキ(・ペーニャ)にも感謝をしている。彼は今日、素晴らしい仕事を見せ、私たちはそのおかげで無失点を貫くことができた。選手たちはドレッシングルームで勝利を祝っているが、その様子を眺めるのは素晴らしいよ」 今オフサイドトラップを積極的に仕掛けているバルセロナだが、マドリー相手にも高いDFラインを維持して、線審に13回フラッグを上げさせている。 「守備練習にはかなり時間を割いているし、このチームの鍵を握っていると言っていいだろう。私たちはどう守り、どうプレッシャーを仕掛けるかに何時間もかけてきた。同様にマドリー戦では、スペースを与えないことが肝要だった。彼らは素晴らしい選手たちを擁しているからね」 フリック監督は試合終了直後、レアル・マドリーのアンチェロッティ監督と何かを言い合っていた理由についても説明。アンチェロッティ監督はこの件について、「問題を抱えたのはフリックのアシスタントとだ。彼は私たちに向けてゴールを祝っていた」と話していた。 「何が起きたのか、私は見ていない。私たちはゴールを祝っていたが、それは普通のことのはずだ」