素敵なインテリアのアイディア満載!古牧ゆかりさんの部屋づくり「季節や気分でリビングも“衣替え”」
ルールやスタイルに捉われず、ただ好きなものを愛し、花や緑を愛でる。“自分らしさ”を貫いた素敵な生き方が息づくスタイリスト古牧ゆかりさんの部屋。今回は素敵なファブリック使いにフォーカス 【写真】古牧ゆかりさんのインテリア
壁のアートに、窓辺のたくさんのグリーン、趣のあるヴィンテージの家具と、どこに目を素敵な古牧さんの部屋。中でもたくさんの色で彩られているのが、窓から温かな陽が差し込むリビングのソファ周り。壁際に置かれたソファは、春は軽やかなピンク、夏は爽やかなブルー、秋から温かみのあるブラウン、と季節ごとにカバーをかけ変えて、ファッションのように“衣替え”をして楽しんでいるという。 「ソファは無印良品で買ったものです。最初の頃は、張り地を張り替えて気分を変えていたんですが、当時は猫がいたので、せっかく張り替えてもすぐにボロボロになってしまって。それで張り地を張り替えるのではなく、ソファにカバーをかけて、季節やシーンに合わせてコーディネートするようになりました」
それぞれのカバーはソファ専用のカバーではなく、ベッド用シーツを使うのが古牧さん流。最近はソファ専用カバーも種類が増えてはきているものの、なかなかイメージにあうものを見つけるのは難しく、結局買わずじまいになっている人もいるはず。そんな人にも、ベッド用シーツをソファカバーにするという古牧さんのアイデアは、参考になりそうだ。 「ソファの大きさが210cmなので、まるっと包めるように、長さが300cm程度の大きめのシーツを使っています。シーツなら、素材も色も、種類がたくさんありますし、自分好みのスタイルを作りやすいと思います」
ソファの上にはいつも色とりどりのクッションが置かれているのも素敵だ。 「旅先で出合った布やクッションカバーがたくさんあるので、それらを組み合わせてコーディネートすることもあります。旅した土地へ思いを馳せたり、気分転換にもよいですね。そこにZARA HOMEやIKEAで気に入ったものを足したり。ソファカバーとの色合わせを考えながら、その時々の気分や季節感を演出して楽しんでいます」 ■旅先で集めたファブリックを織り交ぜたコーディネート。ソファにかけてあるクロスはウズベキスタン、中央にある白、黒、赤のラインの刺繍が入ったクッションはチェコ、その後ろにあるベージュ柄キリムのクッションは、トルコで手に入れてものだそう。足もとのカラフルなラグはルーマニアのもの