ユヴェントス加入が決定したドウグラス・ルイス [写真]=Getty Images

　ユヴェントスは6月30日、アストン・ヴィラからブラジル代表MFドウグラス・ルイスを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年間となっている。 　チアゴ・モッタ新監督の下でセリエAの覇権奪還を目指すユヴェントスが中盤の強化に成功した。移籍金は5000万ユーロ（約86億円）で最大150万ユーロ（約2億6000万円）のボーナスも付随。ユヴェントスはこの金額を4回に分けて支払うことになるという。 　また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユヴェントスに所属するU－21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニオールとアルゼンチン人MFエンソ・バレネチェアの2名が2200万ユーロ（約38億円）程度の契約でアストン・ヴィラへ加入することになるようだ。 　現在26歳のD・ルイスは中盤の守備的ポジションを主戦場とするプレーヤー。ヴァスコ・ダ・ガマやマンチェスター・シティ、ジローナを経て2019年夏にアストン・ヴィラへ完全移籍で加入した。同クラブでは中盤の主軸として活躍し、公式戦通算204試合の出場で22ゴール24アシストを記録。在籍5年目の2023－24シーズンは公式戦53試合出場10ゴール10アシストという成績を残し、チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に大きく貢献した。 　また、2019年11月にデビューを飾ったブラジル代表では、ここまで国際Aマッチ通算16試合に出場。現在開催中のコパ・アメリカ2024に臨むメンバーにも名を連ねている。