大阪桐蔭で選抜旗授与式 「優勝旗取り戻す」藪井主将、意気込み /大阪
<センバツ2020> 来月19日に開幕する第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に2年ぶりに出場する大阪桐蔭高校(大東市)で19日、選抜旗授与式があった。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 午前9時ごろ、生徒約800人がグラウンドに集合した。毎日新聞社がヘリコプターから丸山昌宏社長の激励メッセージが入った筒を投下したが、ハプニングが起こる。 パラシュートが付いた筒は少し風に流されて、隣の墓地の木の枝にひっかかった。笑いが起きる中、職員が木によじ登って回収した。小栗高弘・同社社会部長は「春風とともに甲子園に『大阪桐蔭旋風』を巻き起こしてくれるに違いないと、大いに期待を抱いています」と社長メッセージを代読した後、今田悟校長に選抜旗を授与した。 開会式の入場行進の際に使用する校旗と同じ朱色の選抜旗を手渡された藪井駿之裕主将(2年)は「去年返した優勝旗を全員でもう一度取り戻したい」と意気込みを語った。【荻野公一】