パリパラ競泳代表 福田果音選手(18) 母校の中学校で壮行会 「良い結果で恩返しができるよう頑張る」
テレビ西日本
8月に開催が迫ったパリパラリンピック「競泳」への出場が内定している、北九州市の福田果音選手(18)の壮行会が、26日、出身の中学校で開かれました。 北九州市小倉南区出身の福田果音選手は、小倉西高校3年の18歳。 生まれつき左腕の肘から先がありません。 泳ぎの上手な友達に憧れて、小学1年の頃に水泳を始め、みるみる頭角を現しました。 福田選手は、去年10月のアジアパラ大会で、大会新記録で金メダルを獲得するなど、実力を遺憾なく発揮し、パリパラリンピックの代表に内定しました。
母校の吉田中学校で開かれた壮行会では、全校生徒など約470人が世界の舞台に臨む“先輩”を迎えました。 ◆在校生 「困難を乗り越えるために、大切にしていることはありますか?」 ◆福田果音選手 「どんなに不安だと思っても、その場を楽しんで、どうやったら楽しくなるかを常に考えるようにしています」
在校生や教職員総出の激励に応えて、福田選手は、改めてパリへの意気込みを語りました。 ◆福田果音選手 「良い結果で恩返しができるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いいたします」
◆在校生 「私も順位とか勉強が好きなので、自分が作った目標に向かって福田選手みたいに努力していけたらいいなと感じました」 在校生の中には、福田選手の頑張りをすぐそばで見てきた妹の楓さんもいました。 ◆福田選手の妹 楓さん(中1) 「練習を夜中まで頑張ってきて凄いなと思います。尊敬しています。」 パリパラリンピックは、現地時間の8月28日に開幕し、競泳競技は29日から始まる予定です。
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