人気「韓流」ビューティーユーチューバー、過剰消費を反省…「外見だけが華やか。中身がない」に気づいた
【09月16日 KOREA WAVE】登録者128万人を誇る韓国の有名ビューティーユーチューバーが、かつてのブランド品に対する過剰消費を反省し、多くのネットユーザーから応援の声が寄せられた。 ユーチューバー「会社員A」は8日、自身のチャンネルに「1年間で1億ウォン(約1100万円)……これはおかしいと思います。正直にお話しします」というタイトルの動画を公開した。 会社員Aは先月、1500万ウォン(約160万円)相当のエルメスのバッグを購入したものの、包装を開けずに放置していると明かし、この時、自分がショッピング依存症であることに気づいたと語った。 彼女は「ショッピングモールで購入ボタンを押す瞬間は楽しいが、宅配便が届くとその熱意がなくなり、箱も開けずに積み上げてしまう」と話している。 さらに「たくさんお金を使いそうな人たちをホテルに招待し、モデルを呼んで目の前で服を見せるVIPイベントにも参加した。そこでつい1500万ウォンのコートを買ってしまったが、一度も着たことがなく、本当に後悔している」と打ち明けた。 また、「プラダに行った時には、すでに持っている商品が多すぎて、新しいものが全く面白くなかった」と語った。 会社員Aは、2022年から今年まで3年間、H百貨店のVIPランクを維持していたという。彼女は「昨年に約1億ウォンを使ったので、今年もその実績でVIPランクが決まった。だが今年の初めから過剰消費を抑えており、来年にはVIP資格を失うだろう」と語っている。 彼女が過剰消費をやめることを決意したのは今年1月、「百貨店VIP」コンテンツを撮影した時だった。11年間、ユーチューバーとして活動してきたが、その日はまったく楽しくなかった。「私はすでに『外見だけが華やかで中身がない人間』だと自覚し、それに気づいた。視聴者が優しいから良いコメントをくれて、虚栄心を満たす生活が続いてしまいそうで怖かった」と振り返る。 また、ブランド品に大金を費やしたことについて「孤独な時にお金を使っていた。そして正直に言えば、何か成し遂げたという自己顕示欲があった。『ここまで買ってきたんだ』『百貨店のVIPにまでなった』といったことを見せる必要がある仕事だからこそ、『私はすべて経験したんだ病』にかかっていたと思う」と述べた。 そのうえで「今後はブランド品を買うことよりも、自分の体をブランドにするために時間とお金を投資したい。過剰消費をやめ、節約したお金で老後の準備をしたい」と表明した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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