山口陽世「内緒にしてもらっていいですか?」芸人顔負けのフリ・オチを整えた話術で、スタジオ大盛り上がり<日向坂で会いましょう>
テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。10月6日の放送では、「若様とフレンドリーになりましょう!!パイセン編」が放送。以前4期生がおこなっていた「若様と仲良くなる企画」を、先輩たちもやってみたいということで発足した企画だ。森本茉莉がチェコに行ったというエピソードからさまざまな遊びに発展するなど、いつも以上にワチャワチャが印象的だった。 【動画】山口陽世×ラミレス、謎過ぎる豪華ゲストを呼んだ個人PV「ぱるよの星」 ■若様と仲良くなりたいのは4期生だけじゃない 今回の放送は「若様とフレンドリーになりましょう!!パイセン編」。先日おこなわれた4期生とオードリー・若林正恭フレンドリー化企画を、先輩たちも実施していく。タレコミ情報を持ち込んで親密になったあかつきには、4期生がやっていた“あだ名呼び”ではなく“頭ぽんぽん”を…と頼み込むメンバーたち。 しかし“頭ぽんぽん”をしてくれる相手は“抽選制”に。若林にハマるタレコミを持ってきても、番組MCのオードリー・春日俊彰と若林のどちらに当たるかはわからないというわけだ。企画の主旨が若様(若林正恭)とフレンドリーになるというものだったため、富田鈴花からは「若林さんと仲良くなりたいです」と鋭いツッコミが入る。春日もわかっているようすだったが、巻き込まれ事故過ぎて少し哀愁を感じてしまった。 そうして企画がスタートすると、さっそくさまざまなタレコミが。富田からは「森本のあくびはクセが強過ぎる」、「森本の相槌は相手のしゃべりより多い」などが持ち込まれ、なんと“オペラ調のあくび”という強烈なワードが飛び出す。 森本に関しては、金村美玖からもタレコミが寄せられた。「森本は1人でチェコを旅していたらしい」というもので、“当日ふと行きたくなって”飛行機を予約、現地に到着してからホテルを予約するなど驚きの行動力を見せたという。なお森本は金村から富山への旅行に誘われていたそうだが、それを断ってチェコに行ったそうだ。 これについて森本も、当時の状況と金村のプランを説明し始める。日向坂46に加入してからはじめての長い連休を満喫していた当時、「1泊2日か2泊3日でゆっくり過ごすことを考えています」と金村からお誘いを受けた森本。そこで「残りの3日とか4日どうするんだろ!?って思って…!!」と誘いを断った語る森本に、若林が大きく頷いていた。 ■突然始まった英語力検証、怒涛の伝言ゲーム 森本のチェコ旅行に関連して、話題は“英語力”に。検証を緊急でおこなうことになり、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、河田陽菜、森本の5人が集結。日向坂46が誇る「英語精鋭5人衆」に課せられた問題は、お題に対して英語のみで説明する伝言ゲームだ。 回答者は森本、高瀬、久美、河田、美玲の順。お題は「あばれる君」で、当然そのまま名詞を使って説明してはいけない。そこで英語で特徴を伝えるべく奮闘するメンバーだったが、段々と伝わっていく情報は「頭が輝いている」ことのみになっていく。そして河田から美玲にたどり着く頃には、「Mana is son is shining hair」と意味不明かつ極端な情報になってしまう。 そのまま見ると「高橋の息子の髪は輝いている」という情報のみで、当然「あばれる君」という答えは出ず。検証は失敗し、「英語力はあってもひらめき力が足らない」という結果に落ち着いた。ちなみに、“Son”つまり息子がいる疑惑が立った高瀬は必死に否定するハメに。 その後もさまざまなタレコミが持ち込まれたが、なかでもスタジオに緊張を走らせたのは山口陽世のタレコミだった。開口一番、見たことのない真顔で「内緒にしてもらっていいですか?」と切り出した山口。静まり返るスタジオに響いた言葉は「ユーキャンはじめました」だった。 フリとオチの完璧なコントロールに、スタジオはこの日一番の笑いに包まれる。これまでの経験が見事に花開いたバラエティ力にあふれるパワープレイだ。 ■味が濃すぎる前半戦、後半戦はどうなってしまうのか パイセン編でもさまざまなタレコミが多く飛び出した「若様とフレンドリーになりましょう!!」企画。思わぬタイミングで始まった英語力検証など、見所が多い回となった。 用意された企画だけで終わらせないオードリーの腕も見事だが、怖気づかないでしっかり期待に応えるメンバーの瞬発力も目覚ましい。特に山口の話術は芸人顔負け。スタジオをどっと盛り上げたスキルは、今後も大いに活躍するだろう。 「日向坂で会いましょう」の次回は「若様とフレンドリーになりましょう!!パイセン編」後編が予定されている。果たしてさらなるタレコミはどんなものが待っているのか、そして抽選の結果、オードリーのどちらが“頭ぽんぽん”を担当することになるのか注目だ。