雨キャンプ「正直しんどい」3つの出来事 「濡れ&汚れ」だけじゃない… 実体験レポ
■テントから出るのが億劫に → 意外と「暇」になる
せっかくアウトドアを満喫しに来ているのに、ずっとテントの中にこもっていては、インドアになってしまう。しかし、雨の日に外に出るのは誰しも億劫なもので、筆者もトイレ以外で外に出なくなってしまう。そうすると意外とやることがない。焚き火もできない、キャンプ場内の散策もできないとなると、テントやタープの下でごはんを食べるくらいしか、やることがないのだ。 筆者の対策は、あらかじめ雨だとわかっているときは、火を使わなくても食べられるものを多めに用意していく。お菓子やおつまみを多めに購入して、食べ比べをしてみるのもよいだろう。また、友人や子どもがいるときは、トランプやボードゲームを持参するのも盛り上がりそうだ。 筆者が人生で初めてキャンプした日は、大雨だった。富士山が見えることで有名なキャンプ場だったが、霧で何も見えず、テントは浸水し、道具も不十分で極寒の中でのキャンプとなった。もちろん、写真はほとんど残っていない。しかし、そんなキャンプでも自然の中で過ごす心地よさを感じて、それ以来キャンプにドハマりしたのだった。 今でも「雨キャンプが好き」とはいえないが、雨でもキャンプを楽しむことは十分できると考えている。雨でも諦めずにキャンプに行ってみると、新たなキャンプの魅力を発見できるかもしれない。 星 美沙(ほし みさ) 関東在住のフリーライター 夫婦と犬(ボーダーコリー)でキャンプを楽しむ。 自然の中でゆったり過ごす時間をたくさんとるために「頑張りすぎない」がモットー。 最近は犬と一緒に登れる山を探して、登山にも挑戦中。
星 美沙