50代会社員、娘から二世帯住宅の購入を相談されています。定年まで数年ですが「親子リレー」で住宅ローンを組んで大丈夫でしょうか?
まとめ:メリット>デメリットなのかを事前に確認
確かに親子リレーローンでは、より大きな金額、返済期間を長くできるというメリットはあります。 たいていの場合、住宅ローンは満80歳までに返済完了になることを前提として審査されますので、高齢の親が住宅購入を希望する場合、子どもに引き継がせることで、本来なら20年の返済期間が35年以上に延ばせるということになります。それはすなわち、長期間にわたりローン返済という債務を負い続けることと同じです。 (1) ライフプランの変更に伴う柔軟性に欠ける点 (2) 債務が残る点 (3) 税法上の注意点 以上を確認して慎重に検討することが大切です。 出典 住宅金融支援機構 フラット35 親子リレー返済 国税庁 No.4508 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税 執筆者:柴沼直美 CFP(R)認定者
ファイナンシャルフィールド編集部