女子二人三脚のアルト【1】連載「レトロ自販機」でもおなじみ、ガレージいじりやの社長兼メカニックのアルトワークス!
【女子二人三脚のアルト 1 ハチマル女子会 File.26】 いま、長野県でアルトワークスが熱い。その理由は毎年5月4日に長野県下伊那郡にある治部坂高原スキー場駐車場で開催されている「あると祭」の影響が大きい。 【画像18枚】アルトワークスショップ社長のアルトワークス。後期型のためリアスポイラーはC系アルトワークスと同じような形状。リアのワークスエンブレムは立体型に変更している。インテリアはオーナー小林さんのキレイ好きを反映し、シンプルで余計なものが付いていないコクピット。ステアリングはMOMOを装着。Defiの水温計とターボ計が追加されている 2017年開催時に300台近い参加台数を集めたこの大イベントは、スズキ販売店である「ガレージいじりや」主催のイベントで、スズキの軽自動車であれば何でも参加可能ながら、その中心となっているのがアルトワークス。しかも2代目のC系と3代目のH系なのだ。もちろん初代もいれば最新の36系もいる。そしてラパンが多く、意外なほどワゴンRは少数派だ。男っぽいクルマが多いイベントなのだが、思っている以上に女性オーナーが多い。その理由は簡単で、主催であるガレージいじりやの社長が女性であるため。 旧車やハチマル車に乗る女性が少ない理由のひとつは、専門ショップがあまりに昔ながらのお父さん的であるため。若い女性が受付をしているショップは多いが、実際にオーナーが接する営業の方やメカニックの方はほぼ男性で、専門的な知識の少ない女性には敷居が高いのである。 ガレージいじりやは長年関東でメカニックの修行を積んだ小林由季さんが社長兼メカニックを務める小さな街のスズキ販売店。特に旧車専門ではないのだが、地元のおじいちゃんなどが長く乗っているだけの旧車が工場に入ってくることも多い。 もちろん旧車専門ショップではないため、全部を直すことはできない。でも何をどうしたら分からないけど旧車、ハチマル車が好きだという女性にとっては、ありがたい存在なのである。 OWNER オーナーの小林由季さん。ガレージいじりや社長で「あると祭」の主催者。
Nosweb 編集部