元Jリーガーが衝撃告白「何回詐欺に遭ったことか」 アスリートと金銭管理をテーマに激論「僕は親にもお金は任せるなって言います」
スポーツ界の表と裏を語るDAZNの配信番組「UNSAID」に、元メジャーリーガーで阪神などでもプレーした西岡剛氏、元バレーボール女子代表の迫田さおり氏、サッカーの元北朝鮮代表で川崎などでもプレーした鄭大世氏、元アーティスティックスイミング日本代表の青木愛氏が出演し、今年スポーツ界で起こった出来事について語り合った。 メジャーリーグ史上初の「50-50」を達成したドジャース・大谷翔平だったが、春先には長年通訳を務めてきた水原一平氏による違法賭博スキャンダルに巻き込まれた。番組では「アスリートと金銭管理」をテーマにトークが始まり、西岡氏は自身の経験から「メジャーはすごくチップが多いんですよ。ユニホームを洗ってくれたり、道具を洗ってくれる人がいるんですけど、試合が終わったら1日100ドルっていう手当てをだいたい全選手が渡す。全部小切手なんですよ。小切手にその時の通訳やマネジャーに『300ドルって書いて渡しておいて』とサインだけ僕らがする。特にお金の管理は銀行とのやり取りも自分でできないし、全部通訳に任せたりっていうのはほぼ全選手そうだと思う」と明かした。 大きなお金が動くアスリート。西岡氏は「球団が管理するのか、第三者的な会社を入れてしておかないと問題は起きやすい」と提言した。鄭大世氏からは衝撃の告白も。「何回詐欺にあったことか。いっぱいあります」と明かした。同氏は別のYouTubeの番組で2000万近くを詐欺で失ったことを告白しており、「僕は選手たちに親にもお金は任せるなといいます。自分で管理しなさいって。親もいきなり給料がこんなに入って来たら、親も勘違いしちゃうんですよ。自分がちょっと使ってもいいだろうなって。久々に会ったらブランドもののカバンもってたりするから。僕の家のことじゃないけど」と強調。「詐欺師っていうのはお金のあるところに絶対くる。事業に成功してる人で詐欺にあったことない人はいない。例えば詐欺師っていう人に会って詐欺にあうこともあるし、自分の右腕、身内が裏切って詐欺にあうこともよくあるから。学校の時から金融リテラシーを上げることがすごく大事。税金の勉強も学校ではまったくしないし。そういうのをもっと力をいれなきゃ」と力説した。