水卜麻美アナ、日テレ社長も太鼓判の「CS」出世の裏で実は苦境 4月から『ZIP』が『めざまし』に完敗中
異例のスピード出世が話題を呼んでいる日本テレビの水卜麻美アナウンサー(37)だが、意外にも苦境に立たされているという――。 ■【画像】「ご飯粒かわいい」CSに出世の水卜麻美アナ、“美人アナに成長”納得のお目目くりくり幼少期写真■ 日本テレビの定例社長会見が5月27日、東京・汐留で行なわれ、水卜アナが6月1日付の人事で管理職に昇進することについて石澤顕社長(67)が言及した。 6月1日付けで「主任」から新設される役職「チーフスペシャリスト」となる水卜アナ。「スペシャリスト職」は上からS4、S3、S2、S1の4段階に分けられており、「チーフスペシャリスト」は上から3番目のS2にあたる。 石澤社長は会見で「あらためて説明も含めて申し上げると、水卜麻美アナウンサーを管理職に登用しました」と報告し、「管理職としては最年少」と説明。異例とも言えるスピード出世については「水卜さんは若手最年少で抜擢登用。これまでの活躍ぶりを見ると活躍に相応しい評価、階級を担ってもらう」と水卜アナのこれまでの活躍を絶賛した。 「このまま出世ルートを邁進すれば、本気で役員就任も見えてきます。昨年3月には人気俳優の中村倫也さん(37)と結婚し、公私ともに順風満帆と思える水卜アナ。なんの心配もない、と思いきや……実は今、ピンチに直面しているんです。 彼女にとって一丁目一番地の番組『ZIP!』(日本テレビ系)が、ライバルの『めざましテレビ』(フジテレビ系)に完敗を喫しているんです」(制作会社関係者)
■『ZIP!』は放送30周年の『めざましテレビ』に完敗中……
この4月に放送30周年を迎えたフジテレビの朝の情報番組『めざましテレビ』。その老舗番組がここにきてさらに数字を伸ばしているというのだ。 『めざましテレビ』は1994年4月にスタート。当初はフリーアナウンサーの大塚範一(75)がMCを務め、八木亜希子(58)、小島奈津子(55)、高島彩(45)、加藤綾子(39)などのフジテレビの看板アナウンサーを次々と輩出。 現在は三宅正治アナウンサー(61)、生田竜聖アナ(35)、井上清華アナ(29)がMCを担当している。 「テレビ各局は今、13~49歳のコア視聴率を重視していますが、5月24日の『めざましテレビ』第2部(午前6時10分~8時)のコア視聴率は4.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。一方、同時間帯の『ZIP!』は3.2%でした。約1%の差ですがこれは大きい。以前は両番組は競っていましたが、特にこの4月から明確に差ができつつある。そして、“『めざまし』優勢”が毎日変わらず続いている――といった状況なんです。 早朝から日テレにチャンネルを合わせてもらい、そのままずっと同局の番組を見てもらうという重要なミッションを担っている『ZIP!』ですが、『めざましテレビ』に負けていてそのミッションが果たせていないと。ただ、水卜アナの『ZIP!』が悪いというよりは『めざましテレビ』の人気がすごい、というのが大きいとも言われていますね。 『めざましテレビ』は特に『F2層』と呼ばれる35~49歳の女性の個人視聴率が高いんです。『ZIP!』は、本来見てもらいたい女性層を『めざましテレビ』にガッツリ持っていかれているんです」(前出の制作会社関係者)