【シンガポール】武蔵野大学、起業家育成の拠点設立
武蔵野大学は26日、アントレプレナーシップ学部を通じ、アントレプレナー（起業家）の育成に向けたアジアの拠点「ＥＭＣアジア」を、ＪＲ東日本がシンガポールで運営する共用オフィス「One＆Co（ワンアンドコー）」内に設立したと発表した。東京都が推進する「大学発スタートアップ育成支援事業」の一環となる。 同学部は、世界で活躍できる起業家の輩出に向けて支援するプラットフォーム「ＥＭＣグローバル」を立ち上げている。取り組みの第一弾として、アジアでの拠点作りや現地大学との連携協定の締結を進めている。 ＥＭＣアジアは、ＥＭＣグローバルを通じてアジアに派遣される学生の拠点とする。学生らがアジアをはじめとする世界の学生や起業家と交流する場所としても活用する。 武蔵野大学は2021年、日本で唯一となるアントレプレナーシップ学部を設立。海外でのピッチ（短時間で自社のサービスや製品の紹介）や大学・企業視察、海外からの起業家の誘致などを通じ、世界的視野を持つ起業家の育成を目指している。
