会見する岩田翔吉（カメラ・堺　恒志）

◆プロボクシング　▽ＷＢＯ世界ライトフライ級（４８・９キロ以下）王座決定戦１２回戦　岩田翔吉―ハイロ・ノリエガ（１３日、東京・有明アリーナ） 　プロボクシング「７大世界戦＋那須川天心地域タイトル戦」という８つのビッグマッチが行われる「Ｐｒｉｍｅ　Ｖｉｄｅｏ　Ｂｏｘｉｎｇ　１０」は１３、１４日、東京・有明アリーナでゴングを迎える。１１日は都内のホテルで記者会見が行われ、１６選手が一堂に会した。 　ＷＢＯ世界ライトフライ級王座決定戦に挑む岩田翔吉（帝拳）は２度目の世界戦となる。２年前の世界初挑戦は判定負け。再起後は４戦連続ＫＯ勝利で再びチャンスを得た。「色々な作戦を立ててきているので、それをしっかり遂行するだけだなと思います」と冷静に話した。 　同興行には岩田のほか、ＷＢＡ世界バンタム級王者の井上拓真（大橋）と挑戦者の堤聖也（角海老宝石）、ＷＢＯ世界スーパーフライ級王者の田中恒成（畑中）、ＷＢＡ世界フライ級王者ユーリ阿久井政悟（倉敷守安）と１９９５年度生まれの同学年が５選手も登場する。「２年前に世界戦で負けてから、ボクシングへの向き合い方だったり、トレーニングだったりもすごく変えてやってきた自負がある。変わった自分を日曜日は見せたいなと思います」とアピール。会見後には同門でＷＢＯアジアパシフィック・バンタム級王座決定に臨む那須川天心、元２階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーと３人で記念撮影していた。