えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング12位。大幅アップ確実!? えぐいペースでゴール量産の24歳
かつて、日本人選手の海外挑戦はそれ自体がある種のステータスとなっていた節もあった。だが、時代が移り変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価を得られず、「どれほどの活躍ができているか」が最も重視されるようになっている。そこで今回は、評価基準の一つとして、欧州日本人選手の最新年俸をランキング形式で紹介する。※推定年俸は『Capology』を、成績は『transfermarkt』を参照。欧州5大リーグ所属選手が対象
12位:中村敬斗(なかむら・けいと) 生年月日:2000年7月28日 所属クラブ:スタッド・ランス(フランス) 推定年俸:90万ユーロ(約1.4億円) 24/25リーグ戦成績:10試合5得点1アシスト 欧州日本人選手の最新年俸ランキングもトップ10が近付いてきた。12位にランクインしたのは、推定年俸90万ユーロ(約1.4億円)を受け取っているとされる中村敬斗だ。 中村は、もはやスタッド・ランスの絶対的な主力と言えるまでの存在感を放っている。2024/25シーズンはここまでリーグ・アン(フランス1部リーグ)で10試合に出場して5得点1アシストをマーク。右の伊東純也、左の中村という両翼コンビはチームの攻撃に欠かせないパーツである。 過去を遡っても、欧州でプレーした日本人選手のなかで中村ほどフィニッシュが上手いアタッカーはそう見当たらない。現地時間9月15日に行われたリーグ第4節のナント戦(〇 2-1)で今季初ゴールを決めると、そこから衝撃の5試合連続ゴールを記録。欧州5大リーグにおける日本人選手の新記録を樹立した。 これほどまでに好調を維持できる要因は何なのだろうか。 本人は「特にこれといって個人的に変えたことはない」と昨季から大きな変化はないと語る一方で、「昨季終盤からちょっとずつフランスリーグにアダプトしてきた感じがあって、それが今季の良い形に繋がっているかなと思います」と、2023年8月にスタッド・ランスへ加入するまでプレーしていたアドミラル・ブンデスリーガ(オーストリア1部リーグ)とのリーグ特性の違いに慣れた点を活躍の一因として挙げた(現地時間10月24日にスタッド・ランスのクラブ公式サイトが報道)。 今季のゴール目標については「あんまり自分で何点取りたいとかは言わないようにしている」と語った中村。シーズンが終了した時にどこまでゴール数を積み上げているのか、今から期待は膨らむばかりだ。
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