日本代表DF関根、神戸戦へ「ビビることは一切ない」
J1リーグ、今季ホーム最終戦となる30日の神戸戦に向け、柏は27日、約2時間の非公開練習を実施した。 両者にとっての大一番。柏はJ2降格圏内の18位磐田と残り2試合で勝ち点5差の17位で、この一戦に勝てばJ1残留が決まる。対する神戸も今節での優勝の可能性があり、互いに是が非でも白星が欲しいところ。 タレントぞろいの王者が相手だが、日本代表DF関根大輝(22)は「代表でとんでもない選手たちとプレーしてきたので、ビビることは一切ない」と臆することはない。代表活動では、MF三笘薫(27)=ブライトン=らと練習でマッチアップ。守備力を研鑽(けんさん)した。「持って帰ってきたものを試すのに最高の相手。ワクワクしている」と語った。「相手に優勝もさせたくないし、勝てばチームの残留も決まる」。今季大きな成長を遂げた関根が、ホーム最終戦の白星を約束した。 攻撃ではFW細谷真大(23)が必勝を宣言。昨季はノーゴールだったヘディングも今季は2得点。「そこは自信を持ちながらやっていきたい。(互いに)かたい試合になると思っているので、セットプレーでもゴールが取れたら」とスタイルの幅が広がったストライカーが、得点に自信をのぞかせた。柏は残留に向け、神戸は連覇へ向けともに譲れない注目の一戦。「FWである以上はそこは燃える。相手も優勝が懸かっている中での対戦で、負けられない理由がある。しっかりと戦いたい」と意気込んだ。