東邦ガス社長、契約談合を謝罪 「信頼回復に努める」株主総会で
東邦ガスは25日、名古屋市内で定時株主総会を開いた。中部電力などとガスの契約で談合をしたとして、公正取引委員会から警告と独禁法違反の認定を受けたことについて、増田信之社長は「深くおわび申し上げる」と謝罪し、「法令順守に取り組み、再発防止を徹底し信頼回復に努める」と説明した。 公取委は3月、中部地区のガスの大口契約で受注調整や談合をしたとして、独禁法違反で中部電と子会社の中部電力ミライズに課徴金納付を命じた。東邦ガスは課徴金減免制度に基づき調査前に違反申告をしたと認められ、処分は見送られた。 総会には昨年と同じ株主143人が参加した。