八木莉可子、初一人暮らしでピンチ「本当に一人じゃ生きられないなと思いました」家族の支えに感謝【オリコン ライターズ】
■『やらない善よりやる偽善』気持ちふっきれ
地球や人のために「いいこと」をしようとする時は、えてして照れくささが伴う。そして中には、善行に対し「偽善者」と揶揄する人も少なからずいる。このことについて水を向けると、八木は「たしかにありますよね」と大きくうなずく。 「私も過去に『これ偽善じゃないかな?』って、めちゃくちゃ悩んだことがあるのですが、『やらない善よりやる偽善』という言葉を知ってからは、ふっきれました。この言葉のおかげで、迷いなく行動に移せるようになりました。あと、バタフライ効果ってあるじゃないですか。端的にいうと、チョウチョの羽のようにパタパタと小さなことを行うことで、最終的に予想もしていなかったような大きなうねりにつながるという現象。人や地球のために行う個人の『いい行い』って、まさにこれだと思うんですよ。チョウチョがぱたぱたと羽を動かすように、最初はすごく小さなことでも、それが実はいろんなところに影響を及ぼしていて、最終的にはすごく大きな優しさになるっていう。今回のキャンペーン中に、一人でも多くの方に、小さな行動を起こすようなきっかけが作れたら素敵だなと思います」 最後に改めて、「Good for the Planet」キャンペーンを通じて伝えたいことを聞いた。 「日常の生活の中で気づいた、本当に些細な『いいこと』から始めることで、その輪が徐々に広がると良いなと思っています。私たちが行動を起こすことで、周囲の人々にも良い影響を与え、ポジティブな連鎖が生まれたら世界中が幸せになるので」 インタビューを終えようとすると「あ、すみません。先ほど“いいこと”をするときは照れるというお話がありましたが、思い出したことがあって」と、再び言葉を紡ぐ。 「以前何かの本で読んだのですが、人や社会に対していいことをすると、自分も幸せになるそうで。つまり、他者や社会に対するいいことって、結局は自分のためにやっているということになるんです。そう考えると、恥ずかしくないですよね。だって自分のためですから。これって最高の循環だなって思います」 インタビューをひと通り終えても、キャンペーンにとって大事なことであると思えば、しっかりと補足するしっかり者。八木莉可子は、優しくて気遣いができる超いい人なだけではなく、何に対しても一生懸命なのだ。「Good For the Planet」キャンペーンの期間中、テレビを通じて映る彼女のひたむきな姿を見て、「いいこと」を起こすきっかけになる人もいることだろう。 (取材・文/キャプテン・オオサワ) ※取材の模様は、2日放送の『ライターズ!』(日本テレビ 日曜深1:25)でもご覧いただけます。