阪神・佐藤輝明、メジャー移籍希望を球団へ伝える「思いが固まったというか、目標を立てたい」
阪神の佐藤輝明内野手(25)が23日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改後に会見し、将来的な大リーグ移籍希望を球団側に伝えたことを明かした。 「思いが固まったというか、目標を立てたい、と思ったので今回伝えさせてもらった」 メジャー指向はもともとあった。近大から阪神に入団し、4年間で計521試合に出場。日本代表も経験した。「4年間やってきて、だんだん積み重なってきたものだと思う」。5年目を迎える前に、願望を公言できる心境に至った。海外FA権の取得条件を満たすのは早くても30歳で迎える2029年のオフ。それ以前の海外移籍を目指すなら、球団に権利のあるポスティングを利用するしかない。 契約更改は現状維持の1億5000万円でサインした。「個人としてもチームとしても悔しい結果に終わった」という今季は打率2割6分8厘、16本塁打、70打点。打率は自己最高だったものの、出場試合(120)と本塁打は4年目で最少だった。チームも連覇を逃して2位。大幅アップを続けてきた年俸も、初の停滞となった。
中日スポーツ