イチバン!花いけバトル北海道でNo.1 女子高生二人組生け花にかけた青春 全国大会へ
HTB北海道ニュース
イチバンは「花」にまつわるある大会で、優勝した女子高校生の2人です。 日本の伝統芸術に青春を捧げる2人に教わりながら私も生け花初挑戦してきました! 森唯菜アナウンサー「札幌国際情報高校にやってきました。今日のイチバンは花にまつわるということで、花柄のワンピースを着てきちゃいました。では行ってみましょう!」 「こちらの教室のようなんですが…生け花ですね。わあ、色鮮やか」 四季折々に咲く花々から生み出される造形美。日本の伝統文化「生け花」。 今回の主人公は生け花のある大会でイチバンになった札幌国際情報高校、華道部の2人。
松下智美さんと條々(じょうじょう)美結さんです。 松下智美さん「花は生きているので私たちの手でもう一度魅力的にきれいに生けられているかが大事」 條々美結さん「枝の動きとかが思っていたのと違うなと切ってからなることもあるので、そこからは枝がきれいに見えるように考えながら生けます」 今月3日に行われた「全国高校生花生けバトル」の北海道大会。 2人1組でチームを作り5分間で作品を完成させ、審査員と観客が作品の出来栄えや所作の美しさを評価します。 2人はこの大会で見事優勝を果たし、来年2月に香川県で行われる全国大会への出場を決めました。 華道部の活動は月に2回。 生け花の最大流派「池坊」の講師=小林久美子さんから基礎を学んでいます。 松下智美さん「先生が結構私のお花はあまり面白くないと言うので…」道内でイチバンの松下さんが生けた花にも容赦なく…
小林久美子さん「面白くないんだもん、どうしてこんなに面白くないの」 少々辛口の先生の目を気にしつつ、唯菜さんも生け花に初挑戦!でしたが… 森唯菜アナウンサー「だいぶ短くなった、こわーい、大丈夫?大丈夫?これ大丈夫ですか?なんか思ったようにならない…」 唯菜さん、40分にわたって生け続けたその成果は…? 森唯菜アナウンサー「私の限界、これ私の限界・・・・」 今月3日に行われた「全国高校生花生けバトル」北海道大会で優勝を果たした、札幌国際情報高校の松下智美さんと條々美結さん。 道内でイチバンの2人に見守られながら、唯菜さん生け花に初挑戦です! 松下智美さん「こういうのとかで、こういう感じ」 森唯菜アナウンサー「想像できる、かわいい」 「難しいー、となるとこれいらないんだ、はあー」 森唯菜アナウンサー「これ、カメラ回ってないし(代わりに)やって?」 カメラマン「回ってるよ!」 森唯菜アナウンサー「あ、折れた、折れました」 40分にわたる挑戦の末、唯菜さんの力作が完成!いよいよ先生にその出来映えを見てもらいます。 森唯菜アナウンサー「先生…あの…」 小林久美子さん「よろしいですか?」 「まず全体みてどこが1番おかしいか話していただければ」 森唯菜アナウンサー「お花がメインにしたかったんですけど、それを支えている松が花をささえているようなデザインにしたかった」 小林久美子さん「花が1番美しく見えるようにしたいという話でしたけど、花はここにしかかたまっていないんですよ。だから花器の中で花を1番美しく見せるためにはここらへんにあった方がきれいなんですよ、そして足元が締まるんです」 森唯菜アナウンサー「お花自体は好きなんですよね、今まで見てきているはずなのにそれを実現しようとするとすごく難しい」 小林久美子さん「この次はまた頑張りましょう」