リライブウェアを〝着るだけ〟で身体機能サポート ヤバいよ、ヤバいよ!「出川哲朗CM」で生産追いつかず りらいぶ・佐々木貴史社長
「CMを始める前の売上高が月7億円ぐらいでしたが、2月にCMを始めて以降、通販だけで10億円を超えるようになりました。さらにいろいろな小売店からも声をかけていただくようになり、いまは需要に対して生産が間に合っていない状態になっています」
――スポーツチームにも
「卓球のTリーグの『琉球アスティーダ』やバスケットボールBリーグの『三遠ネオフェニックス』などたくさんのチームで着用していただいています。成績が良いチームも多いですね」
海外の関心「確信」
――介護施設や地方自治体にも提供しているそうですね
「介護や支援が必要な人の割合が増えている一方、介護職に就く人が不足しています。そうした人にリライブウェアを着用していただき、身体をサポートさせていただければと考えています。また、高齢者の自立支援を課題とする自治体や、保育士の負担軽減を目指す自治体と共同実証実験も行っています。ある自治体の保育施設で行った実証実験では、身体が楽だという回答をいただいています」
――今後の展開は
「C3サミットという国連関連の会議で講演を行いました。また、カナダでもエビデンスを取得しましたが、かなりいい結果が出ています。いま海外戦略を練っている最中ですが、医療費の抑制が期待できるということなどで関心を持たれているのは間違いないですね」
開発のきっかけは中国武術/乗り越えた壁は砦に
【将棋】将棋はアマチュア三段の腕前だ。「子供時代は小児ぜんそくを持っていて、あまり元気ではなかったこともあり、一人で遊ぶのが好きでした。将棋ぐらいしか遊ぶものがなかったので、一人で先手と後手の両方を差していました」
【コンピューター】高校卒業後、自営業の父親の手伝いをしていたときに、コンピューターとの出会いがあった。
「中古のパソコンを買って遊んでいたんですが、そのうちプログラミングを独学で勉強して、これを仕事にできたら面白いと思い、情報処理の資格を取って就職しました」