【バスケB1】名古屋D・梶山信吾GM、愛知ダービー3連戦へ「強豪との対戦を今後につなげていきたい」
男子プロバスケットボール・Bリーグ1部(B1)の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)の梶山信吾ゼネラルマネジャー(GM)が22日、名古屋市内でインタビューに応じた。シーズン序盤6戦の戦いぶりを振り返るとともに、今週ホーム・ドルフィンズアリーナで行われる三遠ネオフェニックス(23日)、シーホース三河(26、27日)との”愛知ダービー”3連戦を展望した。 一問一答は次の通り。 ―序盤の3カード、6試合を4勝2敗 昨季の相手の順位を考えるとFE名古屋(中地区5位)と茨城(東地区8位)で1つずつ星を落としたのは痛かった。ただ、新加入選手が5人(今村佳太、加藤嵩都、ザイラン・チータム、ルーク・メイ、アイザイア・マーフィー)もいて、ある程度時間がかかるのは想定内。試合ごとに修正はできている。
―4勝2敗で並ぶ三遠、三河とのホーム3連戦は序盤の試金石 最終的にはチャンピオンシップ(CS)に向けてチームをどう上げていくか。三遠は昨季中地区優勝しているし、三河もプレーオフに出ている。強豪との対戦を今後につなげていきたい。プレーオフをホームで戦うために地区優勝するという大きな目標がある。自分たちがやるべきことにしっかりフォーカスして勝利したい。自分たちらしさを出せれば勝てる。 ―2026年に始まる新トップカテゴリー「Bリーグ・プレミア」への参入も決まった クラブとして大きなミッションだった。光栄だしうれしく思う。 ―ウエーバー方式のドラフトも導入される 個人的にはドラフトでチームを強くしていくというよりは、ユース(下部組織)を強くしていきたい。育成の環境が整い、高校生の今西優斗や若野瑛太がトップチームに上がるなど結果は出ている。もちろん大学生などドラフトにかかりそうな選手はたくさん見ないといけない。今後、選手を発掘するスカウトの人材も必要になってくるだろう。 ▼梶山信吾(かじやま・しんご) 1976年10月28日生まれ。大阪府東大阪市出身。大阪・大商学園から日大を経て、名古屋Dの前身に当たる三菱電機では主にシューティングガードとしてプレー。2005年アジア選手権の日本代表。選手引退後は名古屋Dでアシスタントコーチや監督などを歴任。22年からGM。井上雄彦による人気バスケ漫画「SLAM DUNK」に登場する大栄学園の土屋淳のモデルになったとも言われている。
中日スポーツ