富山市民球場の使用済み人工芝、県内高校などで再利用へ 市議会で報告
富山市は2024年度に市民球場の人工芝を張り替えるのに合わせ、使用済みの芝を市内のスポーツ施設や県内の高校で再利用する。廃棄物の削減が目的で、約7千平方メートル分を各地で役立てる。市議会厚生分科会・委員会で高田真里氏(富山自民)の質問に秋俊浩スポーツ健康課長が答えた。 市民球場の人工芝は前回の設置から14年が経過し劣化が進んでいるため、約1万4千平方メートル分を張り替える。このうち半分をパークゴルフ場や牛岳温泉スキー場などスポーツ施設7カ所で活用するほか、県内高校18校に配る。高校には1・8メートル×5メートルを1枚として希望量を聞き取っており、活用法は各校が決める。 人工芝の張り替えは秋ごろから始め、年度内に完了する。