ゼンハイザーの最新イヤホン、音はいいけどノイキャンは今一歩
2024年3月1日に発売されたゼンハイザーの最新イヤホン「Momentum True Wireless 4」。価格は4万9940円。 【全画像をみる】ゼンハイザーの最新イヤホン、音はいいけどノイキャンは今一歩 ゼンハイザーならではのサウンド、アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)、ワイヤレス充電など、高位機種の機能を備えたお高めイヤホン。米Gizmodoが早速レビューしてみました。 Apple(アップル)のAirPods Proが3万9800円、Sony(ソニー)のWF-1000XM5が4万1800円。その上をいく価値はありますか? 今年のCESで発表されたフラッグシップイヤホンの最新モデルMomentum True Wireless 4。お値段は300ドル…(日本では4万9940円)。なるほど、それくらいするかもなと思える高級感のある見た目です。 個人的好みを言えば、ゴツすぎるのでもうちょいスマートなデザインが希望でしたけど。ゴツめなだけにちょっと重くなっているのも気になります。 ただ、一度耳に装着し音楽を流せば、さすがの一言。音がすべてを楽しくしてくれます。手放しで褒めるには、ANCがちょっと足りないんですけどね…。
サイズ感ビミョーでは?
まず見た目から。ケースもイヤホンも高級感はあるんです。あるんですけどデカい。ゴツい。ケースを見た瞬間、最初に思ったのが「これ、ポケットに入る?」でした。 充電ケースのサイズは、70.1×44.6×34.8mm。重さ(イヤホンなし)は66.4g。AppleのAirPods Pro 2が60.6×45.2×21.7mmの50.8gなので、比較するとやはりゴツいですよね。 私がよく着ているトラックパンツのポケットにはうまいこと入りませんでした。いや、入ることは入るんだけど、落っことしてしまうんじゃないかとずっと心配する感じ。 めちゃくちゃ個人的な話ですが、このパンツのポケットにこのケースを入れてランニングするのは怖いかも。ちょっとしたサイズの差なんですが、ポケットに入る入らないはライフスタイルに関わってきますから気になるところです。 ケースだけでなく、イヤホン自体ももう少しコンパクトなほうが個人的には好きでした。イヤホンもプロジェクターも、高いポータブル性を求めてコンパクト化が進んでいる昨今、ゼンハイザーがそこに乗っかっていないことにちょっとびっくり。 ただ、サイズに不満はあるものの、デザイン自体はとても美しいと思います。これは300ドルするなという高級感があります。 私はせっかちなので、タップしたらすぐ反応してほしいタイプ。ラグを感じるイヤホンも多いのですが、Momentum True Wireless 4はスピーディでした。 あと気になるのは着け心地かな。1時間未満でもちょっと耳が痛いんですよね。これ、きっとイヤホン自体がゴツくて重いことで、装着感の足を引っ張っているんじゃないでしょうか。