好調を維持し続けている丸野一樹が連続でGI制覇/ボートレース浜名湖・浜名湖賞
ボートレース浜名湖で開催されていたGI「浜名湖賞 開設71周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は8日に最終日を迎えた。 シリーズ序盤は地元の菊地孝平が大活躍。1号艇をを任された初日ドリーム戦はイン逃げを決めて白星スタート。2日目まで2勝オール2連対と地元選手らしい存在感を見せていた。一方、丸野一樹も初日ドリーム戦で3着と順調な滑り出し。2日目は4、5号艇で連勝し、着実にポイントを重ねていった。 両者の明暗が分かれたのは3日目。菊地が4、2着でポイントを落とした一方で、丸野は試練の6号艇を2着。菊地が首位から陥落して、丸野が首位へ躍り出た。4日目は丸野と濱野谷憲吾が同率で首位に並び、1着回数で上回った丸野がトップ通過を決めた。 準優勝戦では1号艇の峰竜太や濱野谷が敗退と波乱が続く中、唯一逃げ切りに成功した丸野が優勝戦1号艇を確保。他では深谷知博、安河内将、峰、片岡雅裕、塩田北斗が優出を果たした。深谷は地元勢で唯一の優出を果たし、安河内は峰と師弟揃っての頂上決戦を迎えることになった。 優勝戦本番では安河内が2コースを奪い、深谷は3コースからまくり差しで丸野に迫ったものの、丸野が機力を活かして逃げ切り、優勝ゴールを飾った。丸野は2節連続でGI制覇となり、絶好調ぶりを改めて証明した。
優勝者コメント・丸野一樹
「(優勝して)ホッとした。スリットでは安河内が少し前にいたので、深谷選手は見えていなかった。1Mは自分のしたいターンよりもワンテンポ早く握ってしまった。でも、足合わせやスタート練習で深谷選手より足はいいと分かっていた。4節前に蒲郡でFを切ってから、吹っ切れていい意味で流れを変えられたと思う。 (周年記念連覇は)いいリズムに乗れているのかな。チャレンジカップは出られないけど、グランプリを見すえてしっかり賞金順位を上げて終われるように、残り4節も頑張ります」。
マクール