【速報】シャープに不正アクセスで5800人超の個人情報流出 うち4200人はカード情報含む可能性
電機大手の「シャープ」は30日、公式オンラインストア「COCORO STORE」と食材宅配サービス「ヘルシオデリ」のサイトで、第三者の不正アクセスにより、5836人の個人情報が流出し、このうち4257人についてはクレジットカード情報を含む個人情報が流出した可能性があると発表しました。 この問題をめぐっては、シャープが7月、不正アクセスにより流出した情報は少なくとも203人分の氏名や住所、メールアドレス、購入商品などの情報が含まれ、さらに最大10万人分が流出した可能性があると発表し、シャープは影響の範囲や原因の特定を進めてきました。 外部の専門機関による調査の結果、個人情報が流出した可能性があるのは、10万人のうち5836人分で、さらに4257人については、クレジットカード情報を含んだ個人情報が流出した可能性があるとしています。 不正アクセスを行った人物は今も特定できていないということです。 これまでに、第三者によるクレジットカードの不正利用は確認されていないとしていますが、シャープは不正利用が確認された場合は被害額を負担するほか、無料でのカード再発行などに応じるとしています。 シャープは「多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、「このたびの事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止に努めてまいりますとコメントしています。