ドロップしたボールが足にコツン このあとの処置は?/ルールQ&A
カート道の救済でドロップしたところが傾斜地。ボールは着地後、転がって自分の足先に当たって止まった。正しいルーリングは? 【画像】港区ゴルフ女子 左からエイミさん、みうなさん、美涼さん
傾斜地のドロップあるある はてさてこの処置は?
■1 ドロップしたボールが地面に着地後、足に当たった場合は、無罰で再ドロップする。 ■2 ドロップしたボールが地面に着地後、足に当たった場合は、1罰打を受けて再ドロップする。 ■3 ドロップしたボールが地面に着地後、足に当たった場合は、無罰でそのままプレー。
【解説】 このケースの詳しい状況は、カート道の救済でニアレストポイントから1クラブ以内にドロップしたところ、ボールは着地後に意図せず転がって、救済エリア内の自分の足先に当たって止まったということ。 救済のドロップの正しい方法は、「1.プレーヤー自身が、2.ボールをヒザの高さから真下に体や用具に触れずに、3.救済エリアにドロップする」です。地面に落ちる前に何にも触れなければ、着地後は偶然人や物に当たっても罰はなく、それが救済エリア内であればボールはインプレーになります(規則14.3c)。 ◇◇◇◇◇
正解は「3」
旧ルールでは足に当たった場合は再ドロップでした。(ルール解説&イラスト/小山混) <ゴルフ規則>(抜粋) *規則14.3c 球が地面に落ちた後で止まる前に、人(そのプレーヤーを含む)、用具または他の外的影響に触れたかどうかに関係なく: (1) 正しい方法でドロップ(規則14.3b)した球が「救済エリア」に止まった場合、救済を完了したことになり、その球をあるがままにプレーしなければならない。 (2) 正しい方法でドロップした球が「救済エリアの外」に止まった場合、プレーヤーは正しい方法で2回目のドロップをしなければならない。