【児島ボート・GⅢオールレディース】田口節子が地元の砦を守る「岡山から優勝旗が出るように」
<28日・児島ボート・5日目> 田口節子が岡山を代表して優勝戦に臨む。岡山勢は今シリーズに大挙12人が参戦。主力の守屋美穂が予選落ちを喫するハプニングはあったが、田口らを筆頭に5人が予選突破した。しかし、優勝戦に駒を進めたのは、準優12R2着の田口だけだった。 その準優は2コースから巧みな差しハンドルを繰り出したが、わずかにイン宇野弥生にへさきが届かず。「いつもなら入っているけど…。もうひと足ですね。いかんせん足が…」と機力不足を嘆いた。 それでも、優勝を諦めているわけではない。「ペラを別の形に調整するとかチルトを考えたい。内枠3人も足を仕上げているから、(4号艇で)一発を狙わないといけない」と策は練っている。「地元は自分一人だけ。岡山から優勝旗が出るように頑張ります」。地元のエースが岡山勢の思いを背負って、1着のみを追い求めていく。