京都サンガの救世主・エリアス選手はフットサルが長く、サッカーへの転向は17,18歳!
前半戦、最下位を経験するなど低迷したサンガですが、夏にサンガに加入したラファエル・エリアス選手が、チームを勝利に導き「サンガの救世主」となりました。 第24節アウェー磐田戦、トゥーリオの右クロスを頭であわせシュート。 チームを逆転勝利に導く来日初ゴールとなりました 第27節、アウェーのセレッソ大阪戦では、ハットトリックをマークするなどゴールを量産、 第33節神戸戦では、J1最速タイとなる10試合10ゴールを達成しました。 30年間、並ぶ選手がいなかった記録を打ち立てた感想を伺うと、、、 【声】京都サンガ FW 99 ラファエル・エリアス選手 「もちろん神様が導いてくれたことが第一。 プラスしてサンガがそのドアをひらいてくれた。 この(チームが低迷した)状況を打破するために、サンガは自分にチャンスをくれたし、覚悟を持って自分も来た。 サンガの一部としていろんなことができるからこそゴールにつながっている」 ブラジル出身で25歳のエリアス選手は、ブラジルの名門、クルゼイロECから6月に期限付きで京都サンガに移籍してきました。 フットサルのプレーが長く、サッカーに転向したのは17,18歳の頃だったと言います。 【声】京都サンガ FW 99 ラファエル・エリアス選手 「サッカーのピッチでもできるのでないかと、見てくれた人がいたのがきっかけで、フットサルから転向した。 でも簡単でないし、フットサルに戻りたいと思ったりもした。 転向して8年くらいと短いけれど、いろいろと濃密な時を過ごした。 これから先もっといろんなことを学びながら、やっていけるのではと思っている」 夏の選手補強を主導し、エリアス選手の獲得を実現した大熊清ゼネラルマネージャーが掲げたテーマは「掛け算」。 【声】京都サンガ 大熊清ゼネラルマネージャー 「前線のスピードとかある選手が欲しかった。 原やトゥーリオのタイプを考えるとスピードのある選手が合う。 あと監督が求めている守備ができる選手を探した。 日本は暑いが 25歳で(若かったので)、伸びてくるのではないかと考えた。 非常に人間的にも影響力あるし、みんなに叱咤激励とか目的意識とか、試合前も影響力与えてくれるし、期待通りというか、ピッチ外や試合に入る前の雰囲気作りとかは、プラスアルファだと感じている」 エリアス選手が加わってから、前半戦、ゴールがなかったトゥーリオ選手や、2得点にとどまっていた原選手がシュートを決める機会も増え、選手らも自信を取り戻すといった相乗効果が生まれました。