中山美穂さん 85年組では本田美奈子さんに次ぐ悲報「美奈ちゃんに続き…」「同期もショックじゃ…」
女優で歌手の中山美穂さんが6日、東京都渋谷区の自宅で死去したことが分かった。54歳だった。東京都出身。 【写真】1991年、 映画「波の数だけ抱きしめて」でロケを行う中山美穂さん(左)と松下由樹 捜査関係者によると、中山さんはこの日、自宅の浴槽で亡くなっているのが見つかった。この日はクリスマスコンサート「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live」大阪公演を開催予定だったが、当日に中止が発表されていた。 1985年にTBSドラマ「毎度おさわがせします」で芸能界デビュー。同年、初主演ドラマ「夏・体験物語」の主題歌「C」で、アイドル歌手としてもデビューを果たした。86~87年には、作詞家・松本隆氏―作曲家・筒美京平さんの黄金コンビによる「ツイてるねノッてるね」「WAKU WAKUさせて」「派手!!!」が続けざまに大ヒット。楽曲が主題歌になった出演ドラマも軒並みヒットし、相乗効果を生み出した。 85年といえば、女性アイドルの当たり年だった。同期デビューには斉藤由貴、本田美奈子さん、松本典子、芳本美代子、浅香唯、南野陽子、石野陽子、佐野量子、森口博子、井森美幸、大西結花、森川美穂といったそうそうたる顔ぶれ。また、大ブームになった「おニャン子クラブ」も同年デビューで、新田恵利や国生さゆり、渡辺美奈代も同期に当たる。工藤静香もおニャン子前のグループで85年にデビューしている。花の82年組と呼ばれた中森明菜、小泉今日子、松本伊代、早見優らに続く次世代アイドルとして注目された。 中でも中山さんは、工藤、浅香、南野とともにアイドル四天王と並び称され、その後も歌手、女優として息の長い活躍を続けた。 主な85年デビュー組では、05年に白血病で死去した本田さんに続く悲報。SNSには「85年組を代表するアイドルのお一人が逝ってしまった 享年54歳ならまだまだ活躍出来うるご年齢なのに真に残念です」「本田美奈子(同じデビュー85年組)と新人賞レースを争ってたのが印象深いわ」「85年組は本田美奈子さんも既に旅立たれていますから、また淋しくなります」「花の85年組の筆頭格、同期の面々もかなりショック受けてるんじゃないかと。。。」「85年組からは美奈ちゃんに続き…あっちにいっちゃったかあ…」「僕らの世代にとってミポリンは綺麗なおねえさんの代名詞だったな」と、悲しみの声が相次いだ。 また森口はこの日、BAYFM78「KISS&SMILE」に生出演し、「信じられないというか、動揺しているとかいうか…ええ…なんでという気持ちでいっぱいです」と吐露。「気持ちの整理が…生放送なのにごめんなさい、まだつかなくて」と言葉をつまらせ、「ただただ“美穂ちゃんどうしちゃったんだろう”という気持ちでいっぱいです」と語った。