俳優・伊藤英明さん自身のフィギュア化にココロが踊った!?「#魂ネイション2024」オープニングセレモニー
11月15日から17日までの3日間、秋葉原UDXと、ベルサール秋葉原、TAMASHII NATIONS STORE TOKYOの3会場で開催される「ココロ踊る、フィギュア体験」をテーマにしたお祭りイベントの「TAMASHII NATION 2024」。そのオープニングセレモニーが、開催前日の11月14日に秋葉原UDXのUDXシアターで開催された。 【画像】BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部ゼネラルマネージャー 高橋慶修氏 イベント冒頭の挨拶で登壇したBANDAI SPIRITS コレクターズ事業部ゼネラルマネージャーの高橋慶修氏は、世界一の総合ホビーエンターテイメント企業のビジョンの元、スピリッツ(魂)を込めた商品やサービスをグローバルで展開してきたと、同社の活動を紹介。 今回の「TAMASHII NATION 2024」では、その理念の元にココロ踊るものを創出していくことを目指し、各ブランドの持つ魅力が来場者にしっかりと伝わるようにブース作りに工夫を凝らして準備していると述べ、イベントの魅力をアピールしていた。 ■ 「ドズルの怨念」まで再現されたビグ・ザムの発光ギミックに伊藤さんも感動!? 高橋氏の挨拶に続いて、ゲストとして登壇したのが俳優の伊藤英明さんだ。伊藤さんと言えば昨年も同イベントのゲストとして登壇しているが、この1年でフィギュア熱はいい意味で変わってないという。その理由は、「毎回気になる商品が出るたびに、聖地である秋葉原まで足を運んでパトロールをしているから」と語り、会場からは大きな笑いが沸き起こっていた。 オープニングセレモニーに先駆けて、会場を回ってきたという伊藤さん。いくつも気になるポイントがあったこともあってか、ひとつには絞りきれないぐらい見どころがあったようだ。今回のトークセッションでは、その伊藤さんの目に止まったいくつかのポイントが紹介された。 秋葉原UDXの2Fで開催されているのが「ROBOT WORLD」だ。こちらはロボットに関するアイテムを250点以上展示しているスペースなのだが、その中で伊藤さんが一番驚いたのがスペースコロニープロジェクトであったという。 こちらは「機動戦士ガンダム」に登場するサイド7をモチーフにしたフィギュアだ。制作の段階で宇宙工学から突き詰めて作られており、伊藤さん自身もそのフィギュアを見ながらそこでどんな生活が繰り広げられているのか想像していたと語っていた。 同じガンダムシリーズのフィギュアとして、伊藤さんが熱弁をふるっていたのが「ROBOT魂<SIDE MS> MA-08 ビグ・ザム ver. A.N.I.M.E.」だ。ROBOT魂としては高さ約460mmという最大スケールになっており、ブランド初の発光ギミックも搭載されているアイテムである。 これまでビグ・ザムについては本でしか見たことがなく、内部の構造まではわからなかった。だが、こちらのフィギュアではしっかりと内部も作り込まれていたことから、そちらにも感心していたようであった。また、映画バージョンではドズルが死ぬときに、一瞬怨念が出るシーンがある。それを発光ギミックで表現されていたところにも感動していた。 また、自身でも所有しているというダンバインのブースでも足を止めていた伊藤さん。その新商品が出ていたのを見て、「すごくかっこ良かったな~」と素直な感想を述べていた。このダンバインの前にゴールドライタンが展示されていたのだが、実は小学生の頃に大好きでサンタにゴールドライタンをお願いしたことがあったのだという。 だが、そのときはサンタが間違えてタイムライタンを買ってきてしまい、ものすごくがっかりしたと当時の思い出を披露していた。しかし大人になってゴールドライタンをすべて揃えることができたのだが、それを実現できたのはバンダイのおかげだと感謝を語っていた。 ■ フィギュアマニアの伊藤さんがついにS.H.Figuartsになった!? 続いて、ベルサール秋葉原1Fで開催されている「ANIME & GAME WORLD」の紹介に。こちらは、「ドラゴンボール」などアニメやゲームのフィギュアを400点以上展示したスペースである。その中で、伊藤さんが注目していたのが聖闘士星矢に登場する「オビュックスオデッセウス」である。 昨年は特設コーナーだったが、そのとき伊藤さんは十三番目の黄金聖闘士が商品化されないかなと思っていた。それが実現して、「やってくれましたね!」と喜びを語っていた。また、これまでは顔が見えないが、今回の「オビュックスオデッセウス」が見えるところも楽しみだという。 ちなみに、昨年「聖闘士星矢」のコーナーには、ファンのメッセージが書き込めるコーナーがあった。そこで「車田先生大好きです」と書き込んだところ、それが作者の車田正美氏本人にも伝わり、先日アトリエにも招かれたというエピソードを披露していた。そのきっかけとなったイベントでもあったことから、感謝を述べていた。 ベルサール秋葉原B1Fでは、「LIVE ACTION WORLD」が開催されている。こちらはスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズなど450点以上のフィギュアを展示したスペースである。こちらでは、「ポリス・ストーリー」など映画のフィギュアも展示されていたのだが、そこではポップコーンの香りが漂っており、まるで映画館にいるような気分が味わえることに感心していた。 様々な商品に関する情報が紹介された後で紹介されたのが、なんと伊藤さん自身がフィギュア化されたS.H.Figuartsの試作品だ。こちらは、ベルサール秋葉原1Fで特別参考展示されているものである。この伊藤さんのフィギュアは、魂のデジタル彩色という特別なプリント技術で再現されたものだ。 とくに子どもの頃からバンダイのファンで、S.H.Figuartsについては2000体を超えたタイミングで自分がフィギュア化されたことに感無量になり、ココロが踊る瞬間だったと、今回のイベントのキャッチコピーに引っかけてコメントしていた。 最後に、伊藤さん自身が考えるココロ踊る未来のフィギュア体験では、どんなものを期待するかという質問に対して、「フィギュアと一体化」だと回答。たとえばビグ・ザムを購入したときに付属しているシリアル番号を入力することでVRと連携し、コックピット内部を体験できるといったものを想像しているという。 また、イベントの最後に話し忘れていたこととして、昨年「聖闘士星矢」のコーナーにファンのメッセージが書き込めるコーナーがあった。そこで「車田先生大好きです」と書き込んだところ、本人にも伝わり、先日アトリエにも招かれたというエピソードを披露していた。そのきっかけとなったイベントでもあったことから、感謝を述べていた。 ということで、これにてオープニングセレモニーは無事終了。「TAMASHII NATIONS 2024」は、11月15日から17日までの3日間秋葉原の各会場で開催されているので、少しでも気になるモノやコーナーがあったならばぜひこの機会に会場まで遊びに行ってみよう! (C)創通・サンライズ (C)車田正美/集英社・東映アニメーション
HOBBY Watch,高島おしゃむ
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