山下美夢有、ルーキー政田夢乃ら4人が首位発進 上田桃子は出遅れ
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 初日(14日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)◇晴れ(観衆2016人) 【画像】上田子“引退”は使わず 「一生プロゴルファー」 年間レース2位の山下美夢有がボギーなしの6バーディ「65」でプレーした。10月「富士通レディース」に続く今季2勝目へ6アンダー首位発進を決めた。 前半17番(パー5)では池のプレッシャーもかかる狭い花道を通して2オン2パットのバーディを奪った。「距離的には、フォローの風もあったので、池に入ってもいいかなというくらいの気持ちで打っていきました」。果敢な攻めで3アンダーとして折り返し、後半にも3バーディを追加した。 前週まで年間女王のタイトルを争ってきた竹田麗央との予選同組。3年連続の戴冠はならなかったが、「そういう(吹っ切れてという)わけでもなく…」とメンタルに変化はないことを強調する。「(ショットに)あんまり納得はしていなかったけど、気付いたらスコアメークできていた」と話すように、理想のショットを追い求めるブレない姿勢で残り2試合に臨んでいる。 8月「NEC軽井沢72ゴルフ」以来となるツアー3勝目を目指す地元・愛媛県出身の河本結、ツアー未勝利のルーキー政田夢乃と工藤遥加も山下と並んだ。 すでに今季の年間女王に輝いている竹田麗央は「66」。高橋彩華とともに1打差5位につける。 鈴木愛、桑木志帆、岩井千怜、川崎春花、小祝さくらら12人が4アンダー7位。 前週優勝の山内日菜子は「68」で2022年大会覇者の藤田さいき、永井花奈らとともに3アンダー20位。大会連覇がかかる青木瀬令奈はボギーなしの2バーディ「69」でプレーし、2アンダー29位につける。 今季限りでツアーの第一線を退く上田桃子は1バーディ、2ボギー2ダブルボギーの「76」で回った。5オーバー90位と出遅れた。 <上位成績> 1T/-6/山下美夢有、河本結、工藤遥加、政田夢乃 5T/-5/高橋彩華、竹田麗央 7T/-4/鈴木愛、浜崎未来、桑木志帆、岩井千怜、川崎春花、小祝さくら ほか 20T/-3/藤田さいき、山内日菜子、永井花奈、仁井優花、川岸史果、大里桃子 ほか 29T/-2/原英莉花、青木瀬令奈、天本ハルカ、森田遥、ささきしょうこ ほか