新川優愛 3年前に語っていた堅実な恋愛観
新川優愛の結婚のニュースは、好感を持って迎えられたようだ。ネット世論も祝福一色。同じ結婚のニュースや、あるいは交際のニュースでも、好感を持って迎えられる場合と、残念ながらそうならない場合とがある。今回の新川は、どこが功を奏したのだろうか。
順序を守って交際、一般男性とゴール
「新川の結婚のニュースで一番驚きだったのが、やっぱりお相手の一般男性がロケバス運転手だったということです。別にロケバス運転手という職業がどうのこうのというわけではないのですが、芸能人、それも美人女優の結婚相手で一般男性といえば、IT長者や投資家、青年実業家などセレブ系のイメージがどうしても思い浮かびます。われわれ庶民から見て、とても手の届かない世界の話というわけです。それがそうではなかった。一気に親近感を持たれたのではないでしょうか」と話すのは、スポーツ紙の50代男性記者。 今月8日の発表時点では一般男性としか明らかにされていなかったが、11日に開いた会見で、仕事で出会った9歳上のロケバス運転手であることがわかった。この時点でネット上には驚きと羨望の声が噴出。 「それも、10代の頃から仕事を通して知っていた人で、2年半に渡り交際を重ね、しっかりとお互いの人柄や気持ちを確かめ合う期間があったこともわかりました。また、同じ時期に大きなニュースとなった小泉進次郎衆院議員とフリーアナの滝川クリステルがデキ婚だったのと対照的に、新川は妊娠しておらず、順序を守っての結婚ということも好感を持たれる条件を満たしました」(前出・スポーツ紙記者)
世間のスタンダードに沿うのが好感の条件か
芸能界といえども社会の中の芸能界であって、仕事面では型破りなことがあっても、結婚などプライベートにまつわる面ではやはり世間のスタンダードに沿っていることが好印象を持たれる条件ということになるだろうか。 「会見での発言なども、ネット時代では一歩間違えれば揚げ足を取られかねません。その点で新川さんのコメントや表情、そぶりには気取りも気負いもなく、自然体でしたね。馴れ初めのエピソードも、『車内に忘れ物をしたとウソをついて自分からアプローチした。彼の他人への接し方にひかれた』『最初にご結婚なさってますか、と聞いた』と、さわやかな純愛ドラマを見ているようで、新川さんの真面目さが伝わってきました」とは、映画関連メディアの40代男性ライターだ。 交際期間が2年半とすると、その交際が始まる半年ほど前に筆者が新川にインタビューした際、恋愛について「ひとりっ子なので何をするにもひとりがいい。恋愛したらひとりの時間がなくなっちゃう。恋愛から学べることもあるんでしょうけど、なかなか踏み切れません」と、慎重さの伝わる発言をしていた。また、理想の男性像については「相手を思いやれる人」と、堅実な一言が印象に残っている。 前述の小泉議員と滝川クリステル、速水もこみちと平山あやなど、議員とアナウンサー、芸能人同士と、華やかなおめでたいニュースが続く中、新川の結婚は地味で誠実なイメージを与えたのもプラス要素となったのかもしれない。