宮城県内の紅葉の名所は今 「定義山」「潟沼」色づき進み絶景に
仙台放送
まもなく本格的な冬ということになりそうですが、紅葉はもう少し楽しめそうです。宮城県内おすすめの紅葉をお伝えします。 宮城県内有数の観光スポット、仙台市青葉区大倉にある定義山。山あいにあるその場所は紅葉の名所でもあります。 記者リポート 「定義山では木々が色づき、紅葉の見頃を迎えています」 定義如来西方寺です。境内にある五重塔の周りにはモミジやカエデなどの木々が赤や緑などに色づき鮮やかに彩っています。地元の観光協会によりますと、今年は残暑が続いたため色づき始めるのが例年より1週間ほど遅かったそうです。 まさに今が見頃に…11月8日も多くの人が訪れ、この時期だけの絶景を楽しんでいました。 仙台市内から訪れた人 「自然にこういう色がつくとはね、きれいです」 「何年かぶりに来たんです。けれども相変わらずきれいだなと、ちょうど五重塔が映えますよね、この赤さで」 「きれいに赤色が出て緑とか黄色、すごいコントラストがはっきりしていて、とても良い紅葉だと思います」 定義山といえば、こちらも外せません。外はカリっ、中はフワっとした名物の「三角あぶらあげ」です。 訪れた人(Q、目的は?) 「あぶらあげを食べに。やっぱりあぶらあげですよね!それから紅葉ね、お腹いっぱいになったところで、紅葉を見て満喫して帰ります」 心も体も癒やされる定義山の紅葉。土日の9日10日も楽しめそうだということです。 一方、こちらは宮城県大崎市鳴子温泉にある「潟沼」です。1200年ほど前の噴火でできた日本有数の強酸性のカルデラ湖で、天候によって湖面の色が変化します。色づく木々と湖面のコントラストを見ることができるのはこの時期だけ。ここ最近の冷え込みで一気に紅葉が進んだそうです。 湖畔にあるレストハウスでは貸しボートも。湖の周りには遊歩道も整備されていて、11月8日も多くの人が訪れていました。 観光客 「周囲をずっと紅葉に囲まれていて、湖面のエメラルド色と砂が白いですよね。とてもきれい」 「うん、なんか生き返る、癒される感じ。いいですね」 地元の観光協会によりますと、潟沼の紅葉は11月中旬まで楽しめそうだということです。
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