ファラオ気分で美食を。エジプト料理のレストラン【40代の東京グルメ】
世界中のグルメが揃う東京でも珍しいエジプト料理のレストラン、その名も【スフィンクス】が去年11月にオープンしたと聞いて、いそいそと出かけてきました。 【写真】40代のライフスタイル
水道橋駅と飯田橋駅を最寄りとする「アイガーデンテラス」の3階にあるのですが、この商業ビル、ガチ系の外国料理のレストランが多くてなんだかとても気になる……。(ちなみに2階にある「MIDTOWN BBQ TOKYO」は以前、日本一アメリカっぽい料理を出す店とアメリカ人が絶賛したとバズってました) そこはかとなく漂う高級スナック?キャバクラ?感にやや戸惑いながら入口をくぐると『ハムナプトラ』の世界が広がっていた。
いきなりツタンカーメンの棺。実物大らしい。
本当はもっといろいろ古代エジプトの飾り物があったんだけど、写真に撮り忘れてしまった。 店内は、あのスナックっぽい入口からは想像がつかないほど広々としていて、ときにはベリーダンスショーもやっているようです。
料理の選択は日本語堪能な店員さんにお任せしました。 結果、全部美味しくて大満足。ではこの日のお料理のご紹介です。
まず前菜盛り合わせ。本当はファラフェル(豆コロッケ)が1個でサラダが付いているセットのはずのが、サラダの材料が足りなかったらしく、代わりにファラフェルを2個つけてくれました。 ファラフェルって中東全域で食べられてて、多くはヒヨコ豆をすりつぶして作ると思うんだけど、エジプトはそら豆で作るので中が緑色なんですよ。日本でもヒヨコ豆ファラフェルだらけのなか、このお店はメニューに「そら豆」って書いてたので期待したんだけど、中身黄色かったのよね……。本当にそら豆だったのかなあ?訊けばよかった。まあ何の豆にせよ、味は抜群においしかったです! フムス(ヒヨコ豆ディップ)とババガヌーシュ(茄子ディップ)、手前のパセリ?のサラダも全部レベル高い。 この後の料理への期待が高まります。
続いてエジプト料理の代表格、モロヘイヤスープ。クレオパトラの美貌の秘訣、という話もありますがこれは史実と確認されたわけではないようです。 チキンストックみたいな優しいスープがモロヘイヤのぬめりでトロトロになってスーッと喉に滑り落ちていく。独特の青臭さに、強い生命力を感じます。