"すりおろして生"が一番!品質に自信♪ 阿賀町特産の自然薯「奥阿賀じねんじょ」収穫始まる
新潟県阿賀町特産の自然薯(じねんじょ)「奥阿賀じねんじょ」の収穫が始まった。生産者は、まっすぐに伸びた一本一本を土の中から丁寧に掘り出していた。 奥阿賀じねんじょは色の白さと粘りの強さが特徴で、皮ごとすりおろして食べられる。贈答用にも人気が高い。JA新潟かがやき阿賀アグリセンターによると、イノシシ被害や暑さなどが原因とみられる発芽不良があったが、例年並みの1万2千本の収穫を見込んでいる。 11月18日には、阿賀町日出谷の畑で奥阿賀自然薯生産組合の副組合長、寺久保幹男さん(66)が作業。贈答用に適した90センチほどのすらりとした自然薯を次々に掘り出した。 磯辺焼きなどにして食べてもおいしいというが、寺久保さんは「すりおろして生で食べるのが一番。風味が楽しめ味わい深い」と品質に自信を示す。収穫は12月上旬まで続く。 生産組合では、11月23日午前9時からJA新潟かがやき阿賀アグリセンターで即売会を開く。JAふれあい感謝祭も同時開催され、「東蒲幻米(とうかんまぼろしまい)」や阿賀町産にいがた和牛などを販売する。問い合わせは阿賀アグリセンター、0254(92)3071。